画家・小原聖史の雑記帳

画家としてギャラリストとしての日常と様々な雑記。。

黒色すみれ at DORADO

2015-05-17 17:18:22 | 記念写真アルバム

まだ会期は未定なのだけど、写真家・石田千帆による
写真展をドラード和世陀で開催予定。
写真のモデルは、音楽ユニットの『黒色すみれ』さん。
(通称、さちどん&ゆかちん^^)
ちなみに、ティムバートンは黒色すみれさんの大ファンだったりする。。
写真展来てくれるかな~♪?





 

(2枚目&3枚目/Photo by Kiyoshi Ohara)


Gainerの取材。

2015-05-17 16:40:12 | 出版・メディア各種

 

昨日、Gainerからの取材だった。

いつも思うけど、とくにファッション雑誌系の
編集部の人(ライター、デザイナー、カメラマンなど)、
どこも、いかにもクリエイターって感じでお洒落な人が多い。。
仕事が人間をつくるのか、
そういう人がそういう仕事をするようになるだけなのか、
鶏が先か卵が先か・・(笑)。

でも、画家の場合は、あまりファッションとか
こだわらない人も多い(笑)

 

森耕治先生の講演会にて。。

2015-04-15 12:41:21 | 記念写真アルバム

(忙しい日々が続き、久しぶりのアップ。。)

昨夜、ベルギー大使館での森耕治先生の
「ブリューゲル講演」のお招きをうけ拝聴しにいった。。

森先生は、世界的な美術史家であり、
ベルギー王立美術公認館解説者であり、

そしてこのたび京都嵯峨芸術大学の客員教授にも就任と
ご活躍されており、現在来日中で、日本全国各地で
講演会をされている。。


(会場風景)



(会場での記念写真・・・)
 



右から私、そして、森耕治先生。
さらにホワイトハウスにも絵が飾られた世界的画家・
工藤村正先生。そして先日、テレビでも特集されてた
日本のガウディと呼ばれる芸術建築家・梵寿綱先生と。

そして、今回、ファーストレディーもご参列で・・
少々、お話しさせていただくとともに、
我がドラードから発行している「THE空想画BOOK」も
進呈させていただいた。。
 




さっそくその場で興味深くページをめくってくれ、
「どんな画家さん達なんですか?」とのことで、
「おもに若いこれからの作家中心で頑張っております♪」
とお話ししたら、「そういう方々にこそ、これからどんどん
活躍していってほしいですね。素晴らしいです、作品も素敵な
ものばかり・・」と自然体で語られていました。。
とても素敵な方でした。。そして記念写真では、
自ら画集をカメラに向けてくださり、とても嬉しかった。。

というわけで、、なんとも有意義な一日であった。。


震災とその後のアート活動の思い出。。

2015-03-12 19:28:08 | アートエッセイ

震災のあと、絵なんてなんの力もない。。
描く気がしない。などの記事もよくみうけられ、
もちろんそういう気持もわかるので、心苦しい思いだった。
当時、ギャラリーもはじめて、2年少し、たいした力もない。。
絵の展示なんてしてワイワイしてる場合か自粛しろ
みたいな記事すらあった。。
でも、なんか絵で力になりたかった。。
で、39(震災支援THANK YOU展)という企画をした。。
出品料ゼロ、コミッションゼロで画廊を提供し、
作家さんもsmサイズの絵を無料で提供してもらうことに。
販売価格は3900円均一。。
そして、その売り上げを全額、震災支援するというものだった。。
募集枠の60名があっという間に埋まってしまった。。
開催初日のオープン前から人が並んだ。。。
開始2時間でほぼ完売の盛況ぶりだった。。。
20数万全額、おかげてすぐ寄付することができた。。
その後の展示会からも売り上げの一部やまた、パーティを
するたびに、パーティ代を1000円だけ徴収したり、
それも寄付した。。またその後の各種の展示会で、
作家さんへ売り上げを振り込む際、振込はけっこうなので、
どうぞ、わずかですが、震災支援寄付にまわしてください
という方もおおかった。。その年、小さいギャラリーながら、
最終的に合計50万ほどの支援ができた。。店の片隅に、
寄付振込の領収をたくさん貼っていた。。
多くの作家さん、多くのお客様の協力で、
そうしたことができた。。。
震災をふりかえるたび、震災の時の大変さや、被害にあった
人々の哀悼の想いなどとともに、そうした人々の温かい気持
も同時に思い出されてくる。。


スチームパンクなレンジ。。

2015-03-07 15:26:28 | ANTIQUE&RETRO

ロシアのDmitriy Tihonenko‎というスチームパンク作家の
作品。。。ひと目みて、ツボだった。。

世の中、似たかよったりの家電ばかりあふれてるけど、
もしこんなのあったら、そっこう買っちゃうなぁw

 


日々の言葉(1)

2015-03-06 14:59:59 | words
画家はキャンバスの中で専制君主である。
自分の世界を好き勝手に形作り、色を染めていく。。
が、必ずしも思い通りにいくとは限らないw
たまには、なんでこんな国になっちゃったんだ、
なんてこともある(笑)。
まぁ、冗談はさておき、そうやって時に試行錯誤
しながらも自分国を築き上げてゆく楽しさがある。
作曲家なら楽譜のうえで、小説家ならその物語のなかで、
自分の世界を広げてゆくのだろう。。そして、
自分の世界作りをしながら、じつはその中で、
自分自身もまた新たに作られている気がする。。
 

「ANGEL FLY」作品制作(後半)

2015-03-05 19:00:52 | 作品制作記

前記に続き・・・

(4日目の夜)

羽根全体と衣装部分を着彩。。

 

(5日目の夜)

おおまかだった手の部分を形作り、
そして彩色する。その後、アクリル2層仕上げだったバックを
上から油彩で、赤とオレンジでグラデーション的に
さらに全体を塗り込む。。
上部に白で星を散りばめてゆく。。
(まだ後から下のほうに向けて付け足す予定)
雲をシルバーで一層め塗っておく。。。


(6日目)

新たに月も加え、これで、ほぼ8割近く完了。。


あとは、4月1日から東京都美術館で開催となる
「日仏現代国際美術展」でぜひ、実物をご覧ください。。
また会期前に詳しくご案内します♪
<Angel Fly / F30号 アクリル・油彩混合技法>

ちなみに・・・


絵を描き始めた頃から現在にいたるまで、
何度も「天使」を描いている。。
クリスチャンなのか?いやまったくそうではない。
僕の場合、いわゆる宗教的モチーフでない。。
単純に、小さいときから、この人間に羽根のはえた
架空の存在は、自分にとってとてもロマンチック
な象徴であった。。ありふれてるけど、
自由に空を飛べたら素晴らしいだろうなぁ・・と
いう純粋な想い。なにか鬱屈したかのような諸々の
社会の現象とか事件とか風潮とか・・そういうのを
時代の中で感じるほど、(自分の場合は)、逆に
こういうふんわりとした感じで天使が空を舞い上がって
るのようなそんな絵を描きたくなる。。。
思いきりあたたかい暖色系で。。残酷なことも多い社会だけど、
残酷な絵は(性格的に)描きたくないんだな。
 。。
 


 

 

 

 


「ANGEL FLY」作品制作(前半)

2015-03-05 18:44:46 | 作品制作記

3月末からの公募(東京都美術館・日仏現代作家協会)
の出品制作。。急きょ出すことにしたので時間もなく30号。。
板にレッドオーカーとワインレッドの二層塗りで下地を作った。
全体をサンドペーパーがけする。。

そして、おおまかなモチーフ(天使)を、スケッチを元に、
木炭でクロッキーする。その上から、まずはホワイトで
アバウトにモチーフ全体を塗りたくる(画像1)。




続いて、輪郭と陰影のためのベージュを入れる。(画像2)。

 

さらに全体をアイボリーホワイトで塗る(画像3)。


次に、全体のバックを明るい赤で塗りたくる(画像4)。

・・・で、一夜目はここまで。。
で、次は表面全体をこまめに削り出ししていくよてい。。。

ここまでの工程はすべてアクリル絵の具。。
削り出しをした後は、全体の仕上げを油彩で、着彩していく。。
ちなみに、背景も、後から描き込んでゆく。。

(続いてニ日目の夜)
天使もバックも紙ヤスリで削り出し。。。


絵によって、筆で塗るだけでなく、こうやって削って
いったりすることもある。。
そして塗るより、力仕事で、手が疲れる。。
で、濡らした紙ヤスリで削ってると、下の赤が出て来て、
それが白と一緒に擦られ、強く(意図的だけど)削った箇所
は、ピンク系に色合いになる。。バックも赤とワインレッドは
混じり合った微妙な色合いになる。。といっても、これだけ
では不十分で、これから、薄塗りで油彩を各ポイント、
重ね塗りしてゆく。。。

(3日目の夜)

今夜は、王冠と顔から胸にかけて今度は油彩で着彩。。

 

 

 


 


画材について。支持体選び(板編)

2015-02-26 22:43:42 | アートエッセイ

とある質問を受けた。
作品表記の際、自分の場合、よく「木製パネル」と「板」

と両方書きわけていて、「今回は板なんですね?」と。。

ちなみに、木製パネルというのは、

ベニヤ板の裏側に木枠をとりつけただけのもので、
大手画材店などでそれぞれキャンバスと同じサイズのものが
売っていて、とても入手しやすい。でも、問題点が。。

小さいサムホールだのはまず大丈夫だけど、10号超えたあたり
から、保存状態や湿気などそうした関係で、非常に反りやすい。
厚塗りの作品は、場合によって、それが理由で後年、反るだけで
なく、それによって、絵が割れてしまうことがあるでしょう。。
少なくとも、そりかえってしまってる作品、これまで、
なんどか目にもしました。。

というわけで、自分は現在、ある程度、大きな作品から
ハードボートともよばれるMDF合板(中密度繊維板/
ちゅうみつどせんいばん)を使用してます。
※低密度のものあるので注意。(低密度のものは
カラーBOXなんかに使われてる硬質でないタイプ)。

で、この板は、家具の扉とか木造住宅の耐力壁に使用され、
非常に反りにくく、乾燥割れもしにくいことで知られている。
先日、あるベテラン画家さんも同じもの使ってるとのこと
だった。。ただ、きっとホームセンターとかいかなくては
売ってないと思う。自分はハンズに行って、キャンバスの
サイズにカットしてもらってます。。板の中では軽量とはいえ、
ベニヤパネルよかけっこう重いです。。手持ちで
30号くらいまでが持ち帰りできる限界かな。。
あと、下塗りとかするときにも、表面が均一なめらかで、
非常に塗りやすいのも利点。。
金額は、ベニヤパネルよりは高くつくけど、まぁ
それなりのものを売るという意識があれば、多少
仕方ないかな。。30号でたしかカット代も入れて
4000円くらいだったと思う。。

で、最初から、キャンバスでかけばいいじゃん?という
質問もあるかもしれないけど、本来、古典画が板に描かれ
てたように、板そのものの利点って大きいのですよ。
ここで、細かくは述べないけど。。ただ、さきほどの、
反りとか割れとかあるので、布に木枠が主流となり変わっていった
わけです。。それだと、なにかあっても、他の木枠に
張り直せますし。。。ただ、大きい作品ほどそうだけど、
板のほうが、描くときも安定感あって描きやすい。。
力強く描いたりしてると、もう描き終わったとき、
キャンバスだと、張りがゆるんじゃってることもたまにある^^;
あと支持体は本来、頑丈など、絵の具層にとってもいいんですよね。。

で、昔と違って、現在は、いろいろ研究開発され、そういった特殊合板
が各種出ているので、自分の制作の仕方や作品スタイルに応じて、
そうした支持体選びも大事になってるくると思い、いちおう、
事細かく、ここに表記してみました。。。


アートとコトバ

2015-02-23 01:22:54 | アートエッセイ

先般の先生方の講義に刺激をうけ・・

自分もアートと言葉について

思うところの所感を書いてみたいと思う。。

 

たとえばモナリザ。。

 

おごそかなポーズである。

真正面でなく左斜めに体を向けている。

その目もいっけん正面を向いているが

実際は右斜め少し上あたりに視線がある。

絵をみる鑑賞者とは視線は合わない。。

そして口元・・、ほんのわずかに微笑んでいる。

神秘な微笑み。。。

窓辺の向こうにひろがる幻想的な風景。。

これらの全体からの芸術的情趣に、

多くの人々が魅了される。。

 

ただ美しいだけの古典画なら莫大にあるのだが、

やはりモナリザは別格だ。。

 

絵について、いろんな説もあるし、

名画解説の本を読めばいくらでも

作品についての興味深いことが綴られている。。

 

けれど、モナリザそれ自体、なんら饒舌ではない。。

説明的でもない、いや、まさに神秘の

ベールに包まれたかのような作品。。

なんといってもそこに人はsomethingな

奥行きを感じ、吸い込まれてもゆくのだろう。。

 

そもそも、絵画は饒舌なものでなく、

言葉は不要としての「美」なのかもしれない。。

それに、言語脳をつかさどる分野と

視覚的に感興する脳の部位はまた違うはずでもある。。

 

べつにモナリザに限らず、優れた作品は

その「意味がわかならくても」・・

とにかく、「わけもわからないけれど」なぜか心惹かれる

というものが多い。。

 

たとえば、ひとつの情感を言葉で美しく表現したら文学の世界となり

絵画で表現すればそれは美術の世界なとなる。

文学は美術でなく、絵画は文学ではない。

だから、美術において、第一義的には言葉は無用といえる。

より深く作品の理解を深めるための学術的側面など

そうした二義的な面においては意味をなすわけだけど。。

けっして「言葉」が先にあるわけでなく、

それはあくまで従属的なものである。

 

こうしたことから考えれば、

このモナリザのように、見ただけでは

その意図するところが、何かよくわからないからこそ

「魅力」なのかもしれない。。

人もほんの少し謎に包まれたところがあるほうが

魅力があったりする(笑)

 

もちろんアートにはいろいろあって、例外的には

一部の現代アートのように、言葉というか

「概念」や「提議」の投げかけが作品の主軸ともなる

コンセプチュアルアートなるものがある。

たとえば、石ころなんかがいくつか並べられてあって、

そこに哲学的意味が解説で添えられてたりして。。。

(個人的にはまったく興味ないけどw)

それらすら、言葉そのものがなくても、

なんらかの意図するものが作品全体の構成から発せられて

なくては、「なんだただのそこらへんの石ならべてるだけじゃん」

という野次のような感想が多いだけのものとなるであろう。。

 

ただ、こうした現代アートなどとごちゃまぜにして、

アートのそれぞれに思想やコンセプトや

なんらかの意味を求める人はそれなりにいる。。

 

ともあれ、そんな風に

情趣としての美しさもあれば

造形としての美しさもあれば

概念としての美しさもあれば

言葉そのものの美しさもあり、

必ずしもそれらすべてがセットされていなければ

いけないということもなく、

すべてのものに、その意図や効用などを求めるのは

時には無意味なものとなるだろう。。

 

かつてブルース・リーは

"Don't think.FEEL! It is like a finger pointing away to the moon."

と言った。

 

月はそのままで美しい。。言葉でわざわざ、意味はいらない。。

美術もまた同じなのである。。

 

三師三様の、一つの言葉。

2015-02-22 16:59:46 | アートエッセイ

それぞれの先生から、三師三様(※勝手に造語)
の言葉を聴き、それぞれ含蓄深い共通点があったので
要約してまとめてみた。。微妙なニュアンスの
違いもあるかもしれないので恐縮なのだけど、
どんなこと聞いたの?と、気になってる人も多いようなので、
3人の言葉の共通項から自分はこういう風に感じ取った
ってことをここにしるします。。
※下記に文章は3者からそれぞれ聞いた言葉を、
無理矢理、ひとつに(一人の言葉のように)まとめた文章です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(作品と説明について)

たとえばインタビューや一般の方からの質問で、
作品について聞かれたら、それに応じて説明もするけれど、
創作者のスタンスとしては、いちいちに言葉で説明を
添えなければ、その概念なり、感覚的美意識なり、
想いなりといったものを伝えられないようなものはだめで、
「作品の存在」そのものが語ってゆけなくてはいけない。。
(もちろん、人それぞれの受け取り方感じ方の違いも
あるのだが、それはそれでいい。)
自分が伝えたい美や哲学は、作品の中にすべて注ぎ込んでいる。。
            ♦

(創作姿勢について)

アートが自由で、なんでもありだからと言って、
ひとりよがりではいけない。技芸を磨きゆくことを
決しておろそかにしてはいけない。
だからと言って、単に職人のようになってもいけない。
磨かれた技を土台に、個々の思想や智恵や発想が加わり、
アートはさらなる深みと広がりを持つ。。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

※たとえば、「求められれば答えるけど、絵に説明などいらない。
人それぞれどう感じようがそれは自由だが、それは作者には関係のないこと。」
(工藤先生)

「絵に説明が必要なのか?自分は、伝えたいことは作品の中に、
すべて描き込んでいる。」(榎先生)

「造り手の言葉より、建物自体が夢を響かせ、語っていかなければいけない」
(梵先生)

・・・といった内容からまとめました。。。 


ドラードで、夢の3大トークショー実現。

2015-02-21 17:54:34 | 記念写真アルバム

昨夜(2015/2/20)、
榎俊幸×梵寿綱×工藤村正の三人の先生による
トークショーをドラード和世陀で開催。

 

榎俊幸先生は・・これまで数々の有名美術誌の表紙を
なんども飾られたこともあり、かつて東京芸大でも
講師をされており、その他、村上春樹や宮本輝などの
装幀画もされてきたり、本年は、サザビースでも個展開催
が予定されていたりと、非常にご活躍中。。

                ♢




梵寿綱先生は・・日本のガウディと呼ばれる芸術建築家。
ちなみに若き日のシカゴ芸大時代、全米からプロの芸術家
が集まるシカゴ芸術祭で堂々の3位を記録している。
いわゆるデザイナーズ建築でなく、ガウディ洋式や
アールデコ建築の流れを組みつつ、独自のオリエンタルティスト
融合させた本格的な独自の建造空間を創り続けている。 
日本のTV、雑誌だけでなく、海外のニューズウィーク誌で
特集されたことも。 

                ♢

 

工藤村正先生は・・・若くして渡米し、アメリカを拠点に
画家として脚光を浴びる。
後にホワイトハウスに絵が飾られるまでに。。
クリントン夫妻はじめ、 ヨーロッパの皇室や、
ハリウッドスターなどにも作品を所有する顧客を持つ。
海外では氏のアート作品をモチーフにした家具なども
販売されるほど、じつに幅広く活躍されてきている。。

 

                    ♢

(記念写真)


御三家の背後からのオーラに圧倒される。。。(笑)

 


 

 
 

 


画塾を終えて。。

2015-02-14 19:44:44 | アートエッセイ

このたび、第2期の榎先生の画塾を終えた。。
さて、やはり技法を学ぶことは素晴らしい。。
と、心から実感する画塾であった。。
スキルが広がるし、それだけ自己の表現の幅も広がる。。
偉そうにきこえるかもしれないけど、自分も含めて、
画歴10年20年では、まだまだこの世界、「新人」だと
思うし、現状に満足することなく、どんどんいろんなことを
まだまだ貪欲に吸収してゆきたいと思う。
たゆまない精進・・・・これぞ、修行の世界、な~んて。。
芸事の世界は、アートもそうだけど、時に、華やかにも見える
けど、そして華やかなイベントもたくさんあるけど、
普段、見えないところで、身を削って「修行」されてる方が
じつに多い。そっちの時間のほうが圧倒的。。。
クロッキーやデッサンなどもそうだし、
描画などにおけるさまざまな研究もそう。
またなにより、昼は一般的な仕事をしながら、寝る時間削って
作品制作に励んでる人達も数多い。。。
この地味で地道な積み重ねと発表活動の繰り返し、
この両輪の展開をひたすらに何十年も続けて、
やっと実も実り、花も咲くことがある世界というか。。。
より深く、そして前へ前へ、、、これからも進んで
ゆきたいと思う。。。

それから、毎月ギャラリーから限定で発行している
「月刊ArtWorks」の第3号「一冊まるごと榎木俊幸」が
発売開始に。続々出てますので、すぐに売り切れになると思います。。

ご興味のある方は、dorado@oldtimes.jpまで。。
 


たとえばオリジナル曲とカバー曲

2015-02-11 14:27:44 | アートエッセイ

ビートルズとかクィーンとか大スターの曲は
いろんなカバー曲がでてるけど、年間、
「ヒアゼアアンドエブリホエア」と
「サムバディトゥラブ」の2つのカバーをこよなく
よく聴いてるのがある。
これに関してはオリジナルより好きなんだよな。
例えば、演奏だったりシンガーの声だったり。。
絵(の模写やアレンジ作品など)でも、
人にとってはそう思ってもらえるようなものを
描けるといいなぁ。。そう、誰かがいってたけど、
「完全そっくりに描くのはつまらなく、また完璧な模写も
できない」わけだけど(笑)。
まぁ、ともあれ、ピカソやダビンチを
凌駕することなどはできないのだが(笑)、
この作家によるティストのほうが、自分は好き!
しかも、オリジナルの何万分、いや何億分の1の価格だしw
みたいに思ってもらえることがあると作家冥利に尽きるなぁ^^
少なくとも、印刷の複製画よりはだんぜん味わい深いはず。。
ひとつ前の記事で紹介のただいま開催中の名作オマージュ展、
カバー曲聴きにくる感じで
来てください』
(と、結局、宣伝で閉めるのかww)

本日は定休で、明日12日の木曜から再スタートです^^


(私の模写作品) ピカソ『母と子の』オリジナルはフランス版のF8号。こちらは日本のF8号。


名作オマージュ展@DoradoGallery

2015-02-10 20:43:38 | 展示会

名作オマージュ展、スタート。

展示風景。

 

 

 

ほかにも、いろいろあります。

 




会期中、ぜひ、宜しくお願いします。