9日午後は、佐賀地方裁判所でGIS九州汚職事件の公判でした。この日は事件の中心的人物である唐津市役所の元総務部長とGIS九州の元社長の証拠調べが行われました。
真実を述べるという宣誓の後、証拠調べが行われました。二人の証言から事件の全貌が語られて行きました。
元部長は、GIS九州の顧問となった市役所OBから働きかけを受け、GIS九州はデジタルの航空写真機を持たず、また、借りられる状況でもない中で、唐津市の固定資産評価のための入札に参加し、落札するために、大手を指名業者から外すように工作をしたことが証言されました。
事件を紐解くやり方は推理小説を読んでいるほどに興味と興奮を覚えるものでした。
その光景を見ながら、一度スナックで顔を合わせただけで「信用」を置ける人物とする、職員感覚は理解できませんでした。
また、「謝礼1割」ということを第三者である不動産屋から要求されると、すんなりと応じる事務的な在り方は、業界の常識となっているのかという印象と、これでいいのかという思いが沸々と湧いてきました。(2010.4.9)
真実を述べるという宣誓の後、証拠調べが行われました。二人の証言から事件の全貌が語られて行きました。
元部長は、GIS九州の顧問となった市役所OBから働きかけを受け、GIS九州はデジタルの航空写真機を持たず、また、借りられる状況でもない中で、唐津市の固定資産評価のための入札に参加し、落札するために、大手を指名業者から外すように工作をしたことが証言されました。
事件を紐解くやり方は推理小説を読んでいるほどに興味と興奮を覚えるものでした。
その光景を見ながら、一度スナックで顔を合わせただけで「信用」を置ける人物とする、職員感覚は理解できませんでした。
また、「謝礼1割」ということを第三者である不動産屋から要求されると、すんなりと応じる事務的な在り方は、業界の常識となっているのかという印象と、これでいいのかという思いが沸々と湧いてきました。(2010.4.9)