しさ治徳です

地域住民の生活を守るために、その要求をどうしたら解決できるか、住民の皆さんといっしょに考えます

都市計画!! ところ変われば課題も違う

2009-02-26 08:59:09 | Weblog
 「都市計画マスタープラン地域別構想策定のための地区説明会」が旧市町村単位で開催されている。浜玉、七山、北波多、相知、厳木と順次傍聴して、それぞれの地域の住民の辛らつな声を聞かせて頂いた。
 1時間ほどの建設部職員による説明の後の意見交換で浜玉では、虹ノ松原における交通で、自転車での通学・通勤が困難であることが出されていた。七山では、国道323号線の冬場の凍結問題と、農業問題での地域の振興を求める声があり、こうした場に市職員の姿がないのは市民の声を聞く姿勢がないのではないかという不満が聞かれた。
 北波多では通学道路に歩道がないことに心配が寄せられ、相知では商店街がさびれることに疑問を感じる声が強く出ました。地域振興のためには地元での買い物が身の回りを豊かにすることを思い知らされる質問でした。
 厳木では山間地での人口減だけでなく、戸数が減っていることに危機感をあらわにされる声があり、農林業の振興が地域経済を支える解決策との思いを強くしました。
 地域づくりを地域の住民が中心となって取り組む必要性を考えさせられる貴重な機会を得た説明会でした。(09.2.26)

アハハハハの初議会

2009-02-17 08:54:49 | Weblog
 コーヒーを飲んでいると若い女性から「(市議会の)議長はどうやって決めたのですか。」と声をかけられたので、「選挙で決めました。」と答えても、チョットふにおちない顔に見えたので、「休憩時間に議長になりたい議員が所信表明して、それが終わったら追い出していた市民、記者などの傍聴者を議場に招き入れて、投票の後、開票して一番多かった議員を選んだ。」と付け加えるや口を大きく開いて「アハハハ、アハハハ」と遠慮なく笑われてしまった。
正副議長に当選した議員は「開かれた、透明性のある議会にしたい」と発言していたが、そこは、市民を追出した密室であったから市民にとっては笑わざるを得ないのであろう。
選挙後の初議会、冒頭の行為が市民にとって笑い飛ばさなければならない議会は、どういう議会なんでしょう。「議会制民主主義」大切にしたいものです。(09.2.17)

定年で即「自己破産」では

2009-02-04 09:05:53 | Weblog
60歳を過ぎた生活相談者が私の事務所を訪ねてこられた。話を聞いてみると同情させられる。
彼は建設関係の会社で働いていたようですが、不況のあおりで会社は倒産。その前に会社役員の連帯保証人となっていたために負債を背負うはめに。再就職後の会社も定年を迎えて退職、同時に、なんとかやり繰りしていた借金を払えなくなってしまったという話である。
会社のために懸命に働いてきた挙句、定年とともに待っていたのは「自己破産」では⋯⋯。
選挙期間、私は「国民だれもが新年を喜んで迎えることができるような社会にしなければならない」と訴えたが、連帯保証人のあり方についても、もっと厳格にすべきではないかと考える。(09.2.4)

厳木町で、老婆押し売りの被害

2009-02-03 09:51:54 | Weblog
 2月2日、厳木町岩屋で一人暮らしの老婆が押し売りの被害にあわれました。
押し売りは言葉巧みに、「布団に中国のバイ菌がいる。」と言って検査のためと称して布団を持ち帰り、代わりにマットを押し付けている。
 老婆が、「知人に相談してから」と電話を回すとその電話を取り上げ、外部との連絡を遮断して追い込み、契約を迫っている。
 押売りは首から身分証明書のようなものをぶら下げてはいるが名刺は出さず、代金42万円を受け取っても領収書を渡していないので、連絡先は不明で警察への相談さえできない状況である。
 老婆が昨年9月布団を購入してことを知っていることから、今回の押売りは、そのグルの犯行であることが明らかである。老婆は「カモ」にされ、犯罪者集団による狙いを定めた犯行の被害者です。
 こうした被害に学び、必要でないものは断る。知人に相談する。家の中から追い出す勇気があれば被害を未然に防ぐものとなるでしょう。いつでもご相談ください。電話62-2336です。(09.2.3)

市議選の結果ーー議会制民主主義と国民主権

2009-02-02 09:00:08 | Weblog
 市町村合併から4年、全市を1区とする市会議員選挙(1/25投票)が行われ、結果は1807票で17位当選となった。
1週間の選挙運動期間中に訴えたのは、「派遣村」に見られる格差社会は政治の責任。国民だれもが喜んで新年を迎えることができるような社会にしなければならない、と前置きして、「合併後負担は重くサービスは悪くなった」象徴的な事例として、国保税の3年連続の引き上げ、後期高齢者医療制度の保険料が天引きされて、残った年金では食事代にも事欠く高齢者をつくりだしている。
 一方で、唐津市は本庁舎の建替えに加え早稲田の中高一貫校のためには唐津東校の跡地、大成小学校などをタダで貸すというムダ遣いをしようとしている。
 市民の願いは「重くなった負担を軽くし、悪くなったサービスを元に戻して欲しい」ということではなかろうか。
 そうした中で、議員定数が削減されるが、イノシシ署名の請願人に圧力をかけて取下げさせるような候補者は市民の願いを実現させる議員としては相応しくない。さらには、議会常任委員会の審議を傍聴した市民に「委員会で見聞きしたことを口外してはならない」と議会制民主主義に反することを口にする人は議員となる資格もない。
 などと訴えさせてもらった。そもそも、政治というのは市民の願いを実現させるものでなければならない。主権者が国民である以上当然のことで、ここを握って離さない論議を今後も続けなければならないと決意しているところです。(09.2.2)