厳木一揆の先覚者の記念碑を

「こんな『唐津』をつくろうプロジェクト集会」に参加してＮ先生にお会いした。先生は厳木町本山には此助という先覚者が江戸時代末期、重税に反対する厳木一揆を指導した。どこで亡くなったかも不明だが、お墓は本山に建てられ祀られている。江戸時代に建てられたのなら到底許されなかったこと。それだけ尊敬されていた証明と力説される。その上で、彼の記念碑を作ろうではないかと持ちかけられた。
周辺を公園化するにしても後の管理が大変に思えて、直ぐに賛成と言いきれない私を置いて先生はスタスタと去って行かれた。何とも後味の悪い思いがする。（08.4.27）

スポーツ広場と子供の歓声はどこに

厳木町スポーツ広場の利用状況は競技団体が多く地元の利用は少ないと３月議会で教育部長は答弁していました。確かに統計上は少ないのですが、利用者の姿をよく見かけました。老いも若きも安全なところでの健康づくりに気を使っておられます。
統計にカウントされた少年野球の子供たちは土曜、日曜ごとに元気な声をあげていました。この子供たちは今後、どこで競技を楽しむのでしょうか。会場探しに時間を奪われなければいいのだが、と思わずにはおられません。一方、昨年の高校総体開催を記念した市長杯の競技大会が新規事業として顔を出しました。（08.4.18）

7400万円の税金はたいしたことない？

厳木町スポーツ広場は工業団地として造成されることとなりましたが、厳木町時代に補助金を頂いて造っているために約７，４００万円を返還しなければなりません。ところが、新たな施設を造った後につぶせば返還の必要はありません。市長は町体のできる代替施設を近い将来造ることを約束しましたが、現在の施設がつぶれる前に造れば７，４００万円の税金の無駄遣いをなくすことになります。しかし、市長にとってはこれ位のお金はたいしたことではないのかも⋯⋯あ～もったいない。（08.4.17）

二重三重のサラ金被害

市役所は今年から生活相談員を申し訳程度に増やしましたが、サラ金被害の巧妙な整理屋が現れてきました。先日、サラ金に対する過払金の返還を求めて本人訴訟に踏み切ったけれどもということで相談に来られた。聞くと友達の友達がやってくれた、という書類を見せてもらったが、一連の取引と見れそうなものをわざわざ個別の取引として計算されている。これでは本人の利益にはならない。等々、問題ありの書類である。そもそも報酬を得てそうした書類をつくることは法にも抵触することなのですよ、と諭したが、サラ金の利益を守る整理屋が田舎でも増えて、サラ金被害者は二重三重の被害にあわされている。（08.4.15）

司法書士会でも不況が話題に

昨日は司法書士会の唐津支部総会が開かれ、その後の懇親会の中で、唐津市政についての話に及んだ。そこで、合併後の2カ年で1人当たりの課税所得が初年度5万円、翌年15万円も落ち込んでしまったことを紹介すると、やっぱりという顔つきで肯いておられた。そして、高層マンションについて「高さ規制をすべきだ。」あれで、建築業者がお金を市外に持って行ってしまうと唐津市の元気のない原因も指摘されていた。私も、唐津市内の業者だとそれが循環して波及効果は大となると、建築においての「地産地消」の大切さも強調した。（08.04.12）

「厳木中学校人権宣言」に拍手と共感

今日は厳木中学校の第６２回入学式で参加し、我々も４８年前に入学したんだと思い出にふけっていたところ、在校生の歓迎の挨拶の中で、昨年「厳木中学校人権宣言」を採択したということが紹介された。そこで、早速入手して読ませて頂いた。「博愛、自立、友情」それらがみずみずしい。さすが我が後輩と拍手を贈りたいものです。次に全文を書き写します。
厳木中学校人権宣言　
一人で悩まずに、誰かに話せば楽になる。
話せる友達、君にはいますか。
そして君は、そんな友達になれていますか。
みんなに優しく、周りから信頼される、
そんな人になってほしい。
助けてあげよう、君の言葉で。
第一条　自分を信じ、そして相手を信じ大切にします。
第二条　相手の立場に立って考え、自分の行動に責任を持ちます。
第三条　心に愛を持って、相手のいいところを見つけます。
平成１９年１２月６日
厳木中学校生徒会

自治会の「募金」決議は無効

今日の地元新聞のあまり目立たないところに最高裁が、「自治会決議の募金徴収無効」という判断をしたという記事が載っていた。
　それによると、滋賀県の地域自治会が募金や寄付金を集める班長の負担を軽減するために会費を増額してそれを寄付金や募金に充てる決議をしたことは「思想、信条の自由を侵害する」ので決議は無効というもののようだ。
私の住む地域でも似たようなことがこれまで行われてきただけに影響は大きい。（08.4.4）

新幹線よりイノシシ被害対策を

昨日は、イノシシの駆除に携わっているＭさんから相談を受けた。昨年度捕獲したことに対する報奨金を貰っていないという。早速、市役所の農林部長に電話する「信じられない」と調査を約束してくれて、しばらくすると担当より電話が入り、昨年度から県のやり方が変わり、そのために支給が遅れたらしい。それまでは尻尾で確認をしていたのを、「全身像、尻尾と鼻、市役所の職員の確認」と3つの中からいずれかということになったという。
しかし、県の変更が昨年の1月なのに、Ｍさんらの協議会にその旨がもたらされたのが5月になってしまったので、4，5月に捕獲した分については唐津市のみの支給で県は出せないという。
市は出すのに県は出さない。何とも説明のつかない話である。竹の子の季節となってイノシシの被害の話が出てきている。長崎新幹線の起工式より農家の所得の穴埋めを優先してほしいものである。（08.4.2）

全力プレーに拍手

今、プロ野球で一番愉快なのは、ヤクルトが巨人に3連勝したことです。去年までのエースと4番が引き抜かれた相手に、開幕戦で、若手が奮起して快勝したのですからファンならずとも大拍手です。今日の「しんぶん赤旗」では高田監督のインタビューが載っていました。そこで、「12球団1全力プレーしている」と語っていました。頑張れヤクルト。（08.4.1）