●No.027 NJL7502L実験
φ3mmのLEDみたいな形の照度センサです。
エミッタをGND側(10[kΩ]抵抗接続)、コレクタをVcc 3.3[V]に接続
回路図上のOUT点の電位が次のようになりました。
暗時、0.01[V]
晴天日中の室内、0.140[V]
LED照射時(15cm)、1.90[V]
LED照射時(10cm)、3.04[V]
今回は暗い、明るいが分かればいい程度なので
比較的低照度でも電圧変動が認識しやすい抵抗値にしてあります。
その代わり、強い光を当てると当然上限の3[V]付近に達します。
ダイナミックレンジを大きく取る場合は、
電源電圧をもっと高くし、抵抗値を下げる必要があります。
照度計算
データシートのLux-ILグラフより
lx = 2 * IL[uA]
出力電圧が0.14[V]の時
lx = 2 * (0.14[V] / 10[kΩ]) * 10 * 10^6
= 0.14 * 200
= 28[lx]
3[V]の時は
lx = 3 * 200
= 600[lx]
となり、電源3.3[V]、抵抗10[kΩ]の場合
600[lx]程度までしか測定できません。
SH7262 A/D変換での予想値
28[lx] > 0.14[V] > 43
380[lx] > 1.90[V] > 589
A/D値 * 0.64516129 = lx
参考資料:NJL7502Lデータシート、SH7262ハードウェアマニュアル
●No.028 LM35実験
TO-92形の温度センサです。
Vsに5[V]、GNDを接続すれば
Voutに10[mV/℃]が出力されます。
とても簡単ですし、出力は電源電圧に
依らず一定なのが使いやすいです。
2[℃] = 0.02[V]
50[℃] = 0.5[V]
SH7262 A/D変換での予想値
2[℃] = 0.02[V] > 6
50[℃] = 0.5[V] > 155
A/D値 * 0.322265625 = ℃
参考資料:LM35データシート、SH7262ハードウェアマニュアル
●No.015 S9705実験
照度-周波数変換フォトIC
表面実装タイプのため表面実装用片面基板に実装してみた
Vddに5[V]、ResetをGNDにつなげばOUTに方形波が出力される
とりあえず動作は確認したものの、周波数の変動が早くてそのままでは使えそうにない。
暗時、300[Hz]程度
明時、500[kHz]程度
参考資料:S9705データシート