最近、ねこの友達ができる。
前の窯づめのとき,窯場をのぞきこんでたのが最初。それから、なんのつ
もりか毎日やってきて 戸口の外で鳴く。出ていくと逃げるのだが、こない
だは 気まぐれにもよってきて、なでさせてくれる。うっ、うれしい。
きょうも、窯づめをしていると、また、しばらく眺めていく。
猫に認められたみたいで うれしい。
今日は窯焚き。
最近、ねこの友達ができる。
前の窯づめのとき,窯場をのぞきこんでたのが最初。それから、なんのつ
もりか毎日やってきて 戸口の外で鳴く。出ていくと逃げるのだが、こない
だは 気まぐれにもよってきて、なでさせてくれる。うっ、うれしい。
きょうも、窯づめをしていると、また、しばらく眺めていく。
猫に認められたみたいで うれしい。
今日は窯焚き。
マッサンブームで ウヰスキーの「余市」を買う。
普段、ウヰスキーとか飲まないのだけど、そこはマッサンブーム。
この「余市」は、香りも華やかで 重ったるくなくていい感じ。
「余市」、、、「よいち」、、いったねえ、、、、いった、いった。。。思い出が、、、、、、
あの日は、マンネリな大学生活に喝を入れようと、早起きをして、しまぬき と ながしまとで
余市のウヰスキー工場にいく。マッサンの工場。
早く行き過ぎて、工場入口で三人で遊ぶ。程なく、案内の人に付き従って工場見学。
三人で貸し切り。いい雰囲気の工場内。大きなポットミルのまえで、、、しまぬきが真面目に
質問するのが面白かった。,,、お前、真面目か?
見学の最後は お決まりの飲み放題。ウイスキーとワイン。
でも、そんなに飲めるわけもなく、、、すると、しまぬきがザックからペットボトルをとりだし、、、、、
貧乏学生ゆえお許し、積丹半島行きのバスの中は酔いつぶれて、気が付けば積丹。
「うに丼だ~~!!」とバス停前の食堂に入る。
「うに丼!」 「うに丼!」 「てんぷらそば。」 えっ!? なぜにっ??
しまぬきだけ てんぷらそば。
これをどうとらえればいいのか、彼にはこんなところがある。舞い上がらないというか、我が道を
行くというか、ノリが悪いというか、、、、、でも、もし、経済の問題だったら、、、これは、気の毒な
ことをした。舞い上がっていた自分が恥ずかしい。
先に、しまぬきの てんぷらそばがくる。ながしまと二人、しまぬきがそばをすするのをだまって
みつめる。たまねぎのかきあげ。 ああ~っ、うにが ”ちょっと”だといいなぁ。べーってのって
ないといいなぁ。
そこへ、うに丼登場。 あれっ!? えっ!!これは、、、、、親子、丼?
卵でとじてある。あたりを見回す。間違えた様子はない。 ながしまも、素知らぬ顔で食べてい
る。たしかに、よーく見ると卵の中に うにがみえる。
知っていたのか、ながしま。お前は、知っていたのか。
その、ときどき生臭い玉子丼、を 黙々と飲み込む。ながしまも 黙々と食べている。
そばを食べ終わった しまぬきはスポーツ新聞を読んでいる。
北海道は、なんでもかんでも あまっからい。なんでもかんでも。
店を出て、百メートル歩いてから、やっと ながしまが口を開く。
「うに丼って、ちがうものを想像してたんだよねえ。」
「生だとおもったろ!なんで、たまごとじ?!なんで砂糖醤油!」
「イひひひ、、、いやー、気の毒でよう、見ちゃおれんかったわ。ひひひ、、、」としまぬき。
だから、スポーツ新聞!?それから、三人で堰を切ったように悪口、大笑い。
途中、カニと戯れながら神威岬へ。
断崖絶壁と蒼い海と丸い地球に圧倒され、、、、
一本のウイスキーがながながと思い出をひっぱりだしてくれた。
年末の窯はダメダメだったので、今年は新年早々の窯。
今回は、前回の焼き直し半分だが、あたらしい釉薬、あたらしい粘土でいれる。
青マット改良,黄マット釉。 温かい白釉。 黒陶土。
さてさて、、、、、、。