白窯だより

陶芸家の日常、思い事

holiday

2016-05-30 18:21:54 | 日記

きのうは、母にジャズのコンサートをプレゼントされる。

「小曽根真とチックコリア ピアノのデュオ」のコンサート。

 

というわけで、昨日は朝から電車に乗って博多まで。久しぶりの遠出。ひさしぶりの「遠足」。 

おおっ!久しぶりの「特急」。おおっ、なめらか~。滑らかなスタート。特急の車窓を堪能して

「はかた」。

「はかた」。なんかちがう。思ってたのと違う。。。。「デパートばっかりつくりやがって、、、」

危うくへそがまがりそうになる。あぶない、あぶない。きょうはholiday。 機嫌よく、機嫌よく。

まずは、せっかく博多まで来たんだから、、、と、雨の中、美術館「印象派展」。

セザンヌの洋ナシとりんごを見る。

洋ナシとりんご。どうして、愛らしいのか。まるいから愛らしいのか?まるいまるい。

背景の青。黄色。孤独。 洋ナシのみどり、りんごのあか。生き物のいろ。まるいまるい。

ゴッホ、ゴーギャン、ルノアール。。。。それぞれだった。

 

昼はラーメン。ここぞと有名店へ。、、、どうでもいい味がする。 機嫌よく機嫌よく。

外は土砂降りの雨、中は日曜日の繁華街。そこから二時間、居場所をもとめて、都会の孤独を

満喫する。

やーっと、兄との待ち合わせの時間となり、「はかた」に自分の居場所を見つける。

開場。いきなり、白ワイン。「へーっ、しゃれとんねー」

ステージはグランドピアノが二台。ライティングもクラシックとは違う。

チックコリア、いきなり、やわらかーくスタートする。おおっ、これは「特急」やっ。

最初はコンポジション。むずかしいのかー?と不安になるが、二曲目のミラーミラーからは

いい感じ。いいねぇ。

前半最後は、モーツァルト。これはすばらしかった。ふたりのモーツァルトがモーツァルトの

パターンを踏襲しながらひっついたりはなれたり。遊びながら、きちんとモーツァルト。

モーツァルトよりもモーツァルト。アマデウスがふざけてるようでした。

これをきけただけでも博多まで来た甲斐があった。

 

コンサート終了後は、まいちゃんたちと落ち合って、「都会でノンちゃんって、意外」

居酒屋へ。おおっ、居酒屋。

何年かぶりの居酒屋。憧れの居酒屋。29日。肉の日でお肉半額。

居酒屋メニゥーで美味しい美味しいお酒もごちそうになる。

 

ひさしぶりの夢のような休日をプレゼントしていただきました。ありがとうございました。

 

 


唐津パターン

2016-05-28 12:37:18 | 日記

今回の窯は久しぶりに唐津の窯。

 久しぶりの唐津の絵付け。

 なんか忘れてる。時間がかかる。

一年前から唐津の粘土屋さんが廃業に、、、、いよいよ粘土の在庫がなくなって、粘土イシュー。

「唐津の粘土くらい調合してすぐできる。」くらいに思っていたが、なかなかそうもいかず、、、

今回は信楽やらなんやらで、それっぽくなってはいるが、焼いてみないとわからない。

うまくいっているといいのですが、、、、。

 


進歩

2016-05-11 14:06:28 | 日記

一輪車に木枠をつける。

26年目にして、大きな進歩。 運搬能力二倍、作業効率二倍。

こういうの人類の叡智っていうんやろうね。

たったこれだけのことで、こんなに楽になるとは、、、はあ、25年も、、、、

白野江の歴史はゆっくり進む。


イチマツ

2016-05-07 00:08:18 | 日記

オリンピックのロゴマークの市松文様に触発されて、

市松文様を搔き落とす。

単純な文様でもパターンでいろんな変化をだせる。しばらく、これで遊ぶ。

これはシンプルな形のビアマグ。