白窯だより

陶芸家の日常、思い事

木を切り倒す

2015-08-30 22:44:49 | 日記
先日の台風で傾いていた石垣の木が、今日帰ると、おおきくかたむいて蔦がからんで宙ぶらりん
に、道の方に倒れかかってるし危険な状態に・・・これは危ない、
どうしたものかと思案。下手に手を出すと下の道に落ちていく。
一人でできるのか!????
まず、上半分を切ってこちらに倒す。ここまでは上手くいく。それを手がかりに、こちらに弾きたおす。倒す!! た、お、す。た!お!す!!
たおれない。倒れない。!!どうしよう!?
びくともしない。
そこで、大屋さんの息子さんのるいくんに電話。
「たすけてー!」
「いいですよ。」ときてくれて、二人で悪戦苦闘。最初はびくともしなかったが、なんとかかんとか
ずずっと、無事に引きずりあげた時には、思わず「やったー、勝った!」

勇者!? 勝者!? いや、救世主!!

黒へび危機一発

2015-08-28 22:04:49 | 日記
先日、テレビを見ていると、バリバリメリメリっと音がする。
しばらく聞いていたが、「なんだろう」と辺りを見回す。
なんにもない。「はて?」
顔をあげて、一瞬で飛び退く。
目の前の柱と壁の隙間から(柱と壁に隙間があるのもどうかと思うが) 黒へびが頭をもたげている。
「げ、げーっ」
隙間を埋めるためのガムテープを押し剥ぎながら、黒へびが頭をもたげている。
「きゃーっ」と言っても誰も来ないので、とりあえず、ほうきを手に取りへびの頭を押さえにかかる。
もどれ、もどれーっ
けれども、戻るわけもなく、逆にほうきにまとわりついてくる。
箒を投げ捨てると、一メートル位の黒へびが部屋の中に、、、、
隣の部屋に行こうと泳ぐ泳ぐ、そうはさせじと、箒で尻をぶったたき(たぶん尻)、かれは戦意喪失してとぐろを巻いて死んだふり。
どうしたものかと、再びほうきでかきだすと、今度はこちらに向かって攻めてくる。
「げ、げーっ。ばかやろー」とっさに箒で外へ向かってスラップショット!!
。哀れへびくんは空中で白い腹を見せて、棒のように伸びて草むらへ飛んでいった。。。

今年は、家をあけることが多かったので、自然が勢いを増しているようだ。
大ムカデがズボンにはいって病院に行くはめになったり、、、アブが大発生したり、、、、
こういうのを、「蟲の災い」というらしい。 自然のもの、霊的なものまですべてを蟲といったらしい。
蟲封じの儀とかはしないけど、とりあえず 、草刈りをしよう。古来、ひとは働いて自然との間に結界をつくってきた。ここからは人間の世界だよぉって。
それから、大股でどしどし音をたてて歩こう。元気よく、どしどしと。