※※※※※ あてんしょん!!!! ※※※※※
VOCALOIDO、鏡音レン・リンの曲『背徳の花』を元にした落乱のくく勘パロです。
腐表現(ぬるい)、流血表現が含まれます。
苦手な方はUターンをお勧めします。
まあ、暇つぶしに見てやるよという方はこのままお進みください。
…思いつきで出たネタなので、話がまだしっかりしていません。
なので、まずちょこちょこ設定をのせます。(万両自身の整理も含め)
今は少ないですが設定がまとまり次第これから色々増えていくかもです。
キャラが迷子です。←重要
◇設定◇
●世界観
落乱の世界とは関係が全く無い。パラレル的な、完璧なオリジナル設定である。ファンタジーかも。
●久々知兵助
レンギョウ城の忍。火薬を使うことに長ける。何でもこなしてきたが最近仕事に熱が入らない(自分と同様、それ以上の者にまみえていないため)。レンギョウ城の城主に仕える前の記憶がない。どこの里に所属していたかも不明。任務先で勘ちゃんと出会う。幼少期に勘ちゃんと会ってる。豆腐に異様な執着を見せる。得意武器は寸鉄。一人称は「俺」。
●尾浜勘右衛門
ドクウツギ城の忍。しっかりしている方だがたまにドジる。←人に囲まれる方。兵助とは対照的。人当たりが良い。穏やかそうに見えて、任務になると才能を発揮する。兵助と幼少期に会ったことは覚えていない。うどん。得意武器は万力鎖。一人称は「俺」。
●その他設定
・季節…春。だいたい卯月。
・書物…人を狂わせる何かこの世のものでない気配をまとった書物。触れる者、近づく者に影響を与える。
・レンギョウ城…名前の由来は「連翹」薬にもなる植物。解毒剤にもなる。
・ドクウツギ城…名前の由来は「毒空木」枝葉、果実に劇毒を含む。
→毒、狂うのが勘ちゃんで抑えるのが兵助的な。そんな関係をほのめかしておく←
◇プロローグ◇
―――舞い散る花(血)に酔い乱されて狂い咲いた恋心―――
***
とある城で催された宴。その城主が所有している書物を持ち帰る任を与えられた兵助は城に忍び込んでいた。
なるべく人目につかぬように城内を動いていく。
目的の場所の目安はついている。瓦に飛び乗り城壁にはりつき中をうかがう。
いつもと変わらない動き、こんな任務、すぐにすませるつもりだった。
ふと血の匂いがただよった。
一人や二人の数ではない。異常を察知し兵助は血の匂いを辿り城の裏庭の瓦へと躍り出た。
暗闇の中で何者かが動いている。普通の人間の動きではない、これは―――
“忍”の動きだ
どうやら兵助の他にも何らかの任を負った忍がいたらしい。
ふと月光が雲の隙間からこぼれた。月の光は次第に姿を照らしていく。
長く、どこかやわらかそうな質感の髪をなびかせ動くはやはり忍であった。
兵助は息を飲んだ。
まるで舞い散る桜と同じように軽く、だが確実に隙のない動きで城の兵を殺めていく。その動きに兵助は魅了された。
最後の兵を殺した後、視線に気付いたのか奴はこちらを見た。
二人の視線が絡み合う
互いに視線が離せなくなった
高鳴る心臓
兵助は何を考えるまでもなく奴に斬りかかっていた。
奴は驚いた表情を最初こそしたが、次の瞬間には本気(殺し)の目になっていた。
その目の冷たさに兵助は恐怖を感じながらも鼓動は高鳴っていた。
―――楽しい―――と、
殺し殺されのこの世界でのこの一秒がたまらなく愉しく(たのしく)感じられた。
久々に自分と互角、いや、それ以上かもしれない相手に巡り会えた喜びに思わず笑みがこぼれた。
「俺は久々知兵助、お前の名は?」
奴は一時置き、
「尾浜勘右衛門」
と応えた
◇エピローグ終◇
ちなみに勘ちゃんが城の兵と戦っていたのはちょっと(うっかり)ミスをやらかして見つかり、口封じの為です。
その内他の五年生も出したい。火薬つながりでバナ丸も。
オリジナル衣装を製作中です。完成したら載せたいです。
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