私は僧侶では無く単なる仏教ファンからの視点から見て、仏教の事で思ってる記事を書いてますので、私の書いて有る事が全て正しいと言う訳ではありません。
今回は我々が生きていく中で、悩み事や生活などに苦しみを感じたりする事について記事を書いてみようと思います。
今、この記事を読んで下さってる方々も今までに1度や2度は人生に苦痛を感じた事が有るのではないでしょうか?私ゃ1度や2度どころか桁が違う位の苦しみ悲しみを味わいました。
味見も含めて食べてみたらメッチャ
不味すぎて、酷い味でしたわ!(笑)
お釈迦様は、この世の全ての物事は
一切皆苦であり諸行無常であると説かれてます。
四字熟語を2つ並べただけを見ると
お釈迦様はなんとまぁ、悲観的な考えなのだと思う気もしますよね。
しかし仏教的によく考えて見ると、
一切皆苦とは、全ての事が苦しいと言う意味では無く、物事は自分の思い通りに事が運びにくいと言う意味です。
人々は皆、生活していく上で
あぁなれば良いな!こうなれば良いな!あれが欲しい!これが欲しい!と
欲望の塊のような事を常に考えて生活してますよね。
お金が欲しくて頑張って仕事をしても給料は上がらず、物価は高くなるばかり・・・
他人が持ってる物を見ては、いいなぁ~オイラも欲しいなぁ・・・
好みの異性と出会う事はあっても、中々自分に感心をもってもらえない。
例をあげれば尽きる事は無い位ですよ。
そして諸行無常とは、世の中の動きは常に変化していて、物事はいつまでも
同じ状況では無いのである。と言う事です。
例えば高級車が欲しくて、頑張ってお金を貯めて購入しても、いつかはその車は古くなり、長年乗れば壊れてしまいますし、とても美人な彼女を見つけて交際して運よく結婚出来たとしても、いつかはシワだらけのお婆ちゃんになってしまいますしね。勿論、自分も歳を取り頭は薄くなるし、腹は出っ張って醜くなります・・・
高級時計やカメラを購入しても、うっかり落として壊してしまったり、盗まれる事だって有るかもしれません。
つまり幸せを感じる事は一時で有り、いつかは悲しみに変わるものだと言う事です。
世の中は、なんとこう思い通りに行かないものなんだ!とつくづく感じてしまいます。
しかし、嫌な事ばかり目について考えてしまいますが、諸行無常なのでこれは逆に考えれば
今は自分にとって都合の悪い事ばかりだとしても、都合悪い事もいつまでも続きはせずに変化して行く事だとも言えますよね。
例えば、10年前や20年位前に悩んでいた事を今でも同じように悩み続けてますか?と言う事です。
まぁ中には解決しないまま同じ悩みに苦しんでる事も有りますが、殆どの事は、あの時はあれこれ色々と有って大変だったよなぁ!と今では思い出の一環で笑い話になってる事も結構有ると思います。
なので、確かに今は辛くて苦しい事に鉢合わせしてしまっても、今だけだから、もう少し頑張ってみよう。世の中は諸行無常なのだから・・・
と、自分に言い聞かせて活力にしていけるのでは無いか?
と最近、私は考えるようにしました。
一切皆苦であり諸行無常である。
🙏😌南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛
世の中の全ての物事は苦しいのが当たり前で苦しい部分に、中間ポイントが有るのだから、苦しい部分から中間の部分に辿りついただけで、幸せを感じる事が出来るし、中間部分を少しでも超える事が出来たら、さぞかし大きな幸せを感じるのでは無かろうか?
とりあえず平穏な生活さえ出来ていれば贅沢は無いかもしれないけどきっと幸せなんだよね。
その事に仏様に感謝して、一日一日を
しっかり大切に生きて行きましょう。
🙏😌光明真言
オンアボキャベイロシャノウマカボダラハンドマジンバラハラバリタヤウン