風と足跡

林住期から遊行期へ

リーダーシップ

2020-04-20 20:02:08 | 私はこう思う
新型コロナウイルス感染症に関し、最も悲しいことはわが国には、国民の命を守る気概を持つリーダーがいないということである。信頼できるリーダーが見当たらないのである。専門家の意見を聴き、国民の意見を聞き、参謀の意見に耳を傾け、それらをもとに自らの責任下で方針を示し、説明し、実行する・させることができるリーダーがいない。感性が欠如したリーダー、表面しか見えない目、自分に心地よい意見のみ聞こえる耳を持つリーダー、自分の思いや信念を語る口を持たないリーダーが、コロナとの戦いを無事終息ことができるのだろうか、極めて不安である。
「愚将の下は弱卒のみ」、日本のリーダーの周りには、自らの地位向上を考え、忖度を最重項と考える人しかいないように感ずる。将にリーダーは裸の王様である。国民はリーダーに緊急事態を宣言し、リーダーの活動自粛を促すべきではないだろうか。しかし、こんなリーダーを選んだ源は、我々国民であることも忘れてはならないし、果たして変わるべきリーダーがいるのかと思うのは私だけであろうか。

新型コロナウイルス感染症TV番組に関して

2020-04-19 07:00:04 | 私はこう思う
新型コロナウイルス感染症(コロナ)拡大が止まらず、憂鬱、不安の毎日である。TVなどでは、政治家、医療関係者、評論家などが様々な意見を述べ合っている。
言論は自由であるので、何を述べるのもいいが、現場から離れた人の意見は緊迫性や説得性にかける。国会議員の意見は、与党では政権擁護、野党では政権批判を繰り返すのみ、悲しい。医療関係者、評論家はダラダラと一般的な解説を行うのではなく、専門知識を背景にし、「今、どうすべき」との明確な提言を政治家にすべきである。
意見を述べ合うことが重要なのではなく、意見を通して、国民や政治を動かし、問題解決をすることが重要なのだから。
その点、現場の指揮をとる知事・医師の熱意には感心する。国会議員から知事に転職した方からは、この人がこんなことが言えるのか、と驚くことがある。現場での医師も討論番組で見る医師とは比較にならない凛々しい。拍手を送りたい。