「しんちゃんも一緒に行く!」
と、靴を履こうとする伸太郎。
「パパはお仕事だよ」
と言ってもなかなか聞かず、時間も無いので
「パパはお尻が痛いので、お尻にぶすっとしてもらいに行くんだよ」
と、ついつい嘘を言ってしまいました。
伸太郎は「座薬恐怖症」なんでこれで大丈夫と思いきや
「しんちゃんは横で見ててあげるよ」
と、なかなか手ごわい、、、
「しんちゃんもお尻に虫(蚊)から刺されてるから、お尻にぶすっとしてもらわなきゃいけなくなっちゃうよ」
と、言うと
「しんちゃんはね、お尻にペッタン(痒み止めシール)してるから大丈夫だよ」
こりゃダメだと、ママがなんとか気を引いているうちに、こそっと出発。
帰宅中、伸太郎からTEL。
「パパ、夜はねぇ、暗いからねぇ、ちゃんとねぇ、前を向いていないと、ぶつかっちゃうよぉ」
ママも何も教えていないそうで、たいしたもんだ。
家に帰ると、伸太郎がお出迎え。
「パパ、お尻大丈夫だった?」
素直な伸太郎に「嘘」ついた事の罪悪感に心痛いパパでした、、、、