我流文筆生活

TVXQに夢中な女子の戯言を徒然なるまま書き散らかしております(^w^)

『マシニスト』

2005年02月22日 | 映画の感想
日曜日(20日)、『マシニスト』を観た。
(観たいな~と思いつつ未だ観てない方、
ここから先は読まない方がいいかも。)
雑誌等には『メメント』に似てるとあったが、
モチーフは違えども同じジャンルである事は確か。
すなわち“同一人物の多重人格”によって話が進む所。
『ファイトクラブ』も同様。

『メメント』は、
何らかの出来事のせいで短時間しか記憶出来ない男が
不可解な事件に巻き込まれ、
「誰かが自分を陥れようとしてる」事に気付き、
“誰か”を捜索する時に見つけた手がかりを、
忘れない為に体の彼方此方にソレを刺青するのだが、
『マシニスト』は、
ある日をさかいに極度の不眠症に陥り(1年間!!)、
些細な事を忘れない様にやたらメモるのだが、
その内自分(表人格)が書いた覚えの無いメモを発見し、
書いた“誰か”を捜索し始めると‥

両者とも次第に現実との相違があらわになっていき、
結局は“誰か”は存在せずソレは自分(裏人格)で、
事件自体が妄想だったのです。
『マシニスト』の場合、
轢き逃げをした後から不眠症が始まり、
罪悪感に耐え切れなくなったせい!?で、
意識下で“事件が存在しなかった”事になり、
不眠症の悪影響で幻覚・幻聴が出たって事なのだろう‥

結局轢き逃げを思い出し自首して留置所に入れられた時に、
シミジミと「俺は眠りたいんだ」と言い目を閉じる所は、
すご~い説得力有。
気楽に眠れる幸せを噛み締めましたzZ








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