輝けOSAKA、がんばれ OSAKA！

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　大阪で生まれ育った私にとって。大阪の街に元気がないのは悲しいことです。昨日も港区あたりに所用ででかけたのですが。この地域のドンキホーテが全国でグループ内第三位の成績をあげるほどにぎわっているのに、地元の商店街は閑散としています。大阪港の荷揚げ額の低下と大型店舗の進出がこの地域の経済の循環をこわし、ここに住む人たちの生活を破壊しました。

　真面目に努力をすれば、そこそこの生活ができる。人よりも少し努力をすれば、少しましな生活が出来る。こういった仕事と暮らしむきの相関関係が破壊されたということが一番の問題です。これは、成熟していくであろう日本に一番必要な社会感覚ではないでしょうか。

　ただ、努力を傾ける方向は少し違った方向になるでしょう。モノを短時間にたくさんつくること。安く沢山つくること。そして日本中に行き渡らせて、さらに海外にも輸出する。この価値観だけでは地域経済はまわりません。

　私たちにできることから始めたいと思います。それはできる限り地域の企業から調達、仕入れをし、地域の企業に販売していくことです。そんなことでこのグローバルな競争に勝てるのかどうか、それは別問題で私たち中小企業がめざす姿ではありません。


「人と人とが輝く会社を創造します」

　これが当社の経営理念の最初に謳われています。人とは自分自身、会社に関わるすべての人、地域に生きるすべての人を指しています。人が輝くとは、生き生きと生活し仕事をし、成長している状態をいいます。これが会社ができる最大の社会貢献だと私は信じて努力しています。　そのためには良い仕事、良い行いを積み重ねていくことがなによりも大切です。

輝けOSAKA、がんばれ OSAKA！

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