雑記

世界初の安眠グッズ「マイドーム」やプリントフェイスマスクのPrincipal株式会社 社長ブログ

能力から力量という考え方

2010年06月15日 07時42分45秒 | 雑感
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 ISOを取得している方々はご存知のことと思いますが。規格の4.4.2 力量、教育訓練および自覚の項で、2004年以降は言語の「Competence」の訳語をそれまでの「能力」から「力量」としています。

 能力 潜在的な知識や技能
 力量 得たことを実際に応用したり実行すること

 組織が評価すべきは資格や経験値といった能力ではなく、それらを使っての実践、行動なのです。普段どういう行動をしているのか。それを客観的に評価しなければなりません。組織の力は行動の総和でしか示せないからです。

 そして人が進んで行動するには十分な理由が必要です。好きなこと、楽なことをするのはたやすいことですが、つらいこと、疲れることをするにはどうすればよいのか。経営理念や指針も必要ですがそれはあくまでも理屈です。理屈が正しければそして浸透していれば人が動くと思うのはどうやら違います。楽しくできるようにすること、習慣化することなどの工夫が必要です。良い習慣が沢山あれば、「熱い思い」などという重たい意識や熱意は必要ではありません。それらのものは組織が成長や変革するポイントでは必要かもしれませんが、持続性がないからです。

 全社一丸の経営。これが経済危機を乗り切る知恵のひとつとして声高に叫ばれています。しかしそのありようは組織によって違います。私たちは表面上はとても静かにみえて、淡々と必要な行動ができる。そういった持続可能な組織でありたいと心がけています。

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