雑記

世界初の安眠グッズ「マイドーム」やプリントフェイスマスクのPrincipal株式会社 社長ブログ

「印刷はどこに発注しても同じ」でしょうか

2010年06月25日 07時40分07秒 | 雑感
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 冒頭の台詞は、デザイン会社の人たちが良くいうセリフです。価格の低下は、現在の価格破壊で儲けるビジネスモデルを作り出した印刷会社にも原因の一端はあります。しかし同時に品質の低下も確実に進行しています。今の時代、価格が安い方がいいに決まっていますからこの傾向は歯止めがききません。もともと日本の印刷は世界的にみても過剰品質であると言われた時代もありました。品質を落としても可とするのは、その反動もあるのでしょうか。

 しかしアジアではものづくりの技術と同様に、印刷技術もまたどんどん進んでいます。現に中国では全部とはいいませんが、日本の品質を上回るような印刷工場が稼働して日本を含む世界中の印刷物を刷っています。日本のメーカーが海外に進出していくときに、他国のカタログに見栄えで凌駕されてもいいのでしょうか。

 もともとお客様には印刷物をシビアに見る目はありません。デザイン会社と印刷会社、すなわち専門家の手で品質が守られてきたのです。お客様が求めているのは低価格であって、低品質ではありません。買い手にはどうせわからないからといって低品質でよしとする姿勢はいかがなものでしょう。そもそも作品の質にこだわりのない人をデザイナーと呼ぶべきでしょうか。冒頭のような発言をすることで、自分の仕事を自ら貶めてしまっているのではないでしょうか。

 安全安心に関わる商品ではありえないことですね。どうか品質にこだわりを持ってがんばっている印刷会社とそうでない会社を見分ける目をもって、上手に使い分けていただきたいものです。

 私たちは、セールスプロモーションを幅広く手がけていますが、SP本舗の母体は印刷会社です。看板に偽りのあるような仕事はいたしません。

 
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