テッドが若年になれば、当然兄ブラッドリーだって、大人になります。
モヒカンはそのまま。
パパジョンの後を継ぐつもりなので、ギターの練習にがんばります。
将来は『ロックスター』
パパは、とっくに達成出来たけど、さて息子のほうはどうだろう。
そんなある日、弟テッドの誕生パーティーで、見つけた可愛い子。
ママと踊ってる子です。
何度かデートにも、誘っていい感じ。
ただの友達から、彼女になるのに、時間はかからなかった。
そして次の日、我が家にやって来た彼女はいつもと様子が違ってた。
お腹のあたりがふっくらしてるのは、気のせい?
流石に父親ジョンは、いち早く、彼女の変化に気がついた様子。
『エミリー、これは誰の子かい』
エミリーは、何も答えなかった。
僕が、何か話しかけようとしても、彼女は、素知らぬふり。
僕は、子供のことを確かめたかったが、エミリーの態度は、相変わらずだった。
僕にしてみれば、ぎこちないのは、彼女のほうだと思った。
僕は思い切って、
プロポーズした。
エミリーの答えは、『ノー』だった。
生まれてはじめてのプロポーズをことわられてしまった。
一体何がいけなかったのだろうか。
僕が、パジャマのままだったこと?
場所が、キッチンだったこと?
それとも、エミリーは別の誰かが好きで、
赤ん坊だって、その恋人の子だってこと?
僕はショックで、次の日、仕事まで休んでしまった。
ところが、夜になって、
こんな知らせが飛び込んだ。
僕は、取るものもとりあえず、とにかく彼女の家へと急いだ。
つづくのだ・・・・・・・