「シンバさん」と異様な叫び声、全身を緊張させ「どうした!」と怒鳴り乍ら飛び出した。垣根を破って暴漢か?蛇に噛まれたか?頭の中は・・・ぐるぐる・・・と、
「どうしたんですか?」と、のんびり落ち着いた声で林さんがキョトンと私を見る。
玄関にムソケが、子供たちと帰って来た。嬉しそうだった。
興奮して騒いだのは私1人。状況を説明しながら、仕事に戻った。
あの緊張感、ウガさんから、「私のためにの思いを込めていただき有り難うございます」とお礼を言われた。
異様な声の主は、チョベ・ジョージ・ウイリアムだった。6424