6月27日「発表会」

TOKYOSCAPEプレイベント東京ワークショップの発表会の日。
鈴江俊郎『髪をかきあげる』をテキストにして6人の演出家がそれぞれ行った三日間のワークショップの成果発表。各演出家、アプローチが全く違う。テキストに深く入るタイプ、テキストはあくまできっかけとして創作するタイプ、身体にこだわるタイプ．．．．．。
私は役者として参加していたわけだが、やはり「いい役者はいないか」とプロデューサーの目で見てました。ワークショップ関係者以外のお客さんも見守る、50数名の役者の見本市。一人当たりの持ち時間はせいぜい数分。しびれるねえ。

SPIRAL MOON「みちかける」東京公演初日まで43日

☆落合由人☆

6月25日「野毛山」

「文化芸術創造都市」を標榜する横浜市は、様々な創造空間・拠点作りを行っている。その中の一つ「旧横浜市老松会館」の運営団体公募の現地説明会に赴く。
日曜の朝、京急線日の出町駅、競馬新聞を手にした群集とともに下車。ここはJRAの場外馬券売り場があるのだ。人の波から途中ではずれて路地を登ると、JRAほどではないが人がどんどん吸い込まれていく建物に遭遇。図書館である。中にはホールもある。蔵書を物色したかったが、開始時間が迫ってきたので先を急ぐ。旧老松会館の隣には青少年集会センター、さらに野毛山公園と野毛山動物園がひろがっている。休日とあって、駐車場には家族をのせた車が次々と吸い込まれていく。とても心躍るロケーションだ。
旧老松会館は元々結婚式場である。規模は大きくなく、宴会場は一つである（二分割使用可能）。民家に隣接する部屋もあり、なにかと気苦労が多そうである。こうした条件を踏まえて、運営希望団体から、どのような事業提案が出されるか興味はつきない。自分も、ぴかーんとひらめいて提案を出すべく、しばし頭をぐるぐるする日が続くと思われる。


SPIRAL MOON「みちかける」東京公演初日まで45日

☆落合由人☆

6月22日「明日の記憶」

仕事の流れでそのまま近くの映画館へ。
観たのは渡辺謙・樋口可南子主演の若年性アルツハイマー映画『明日の記憶』
忘れていく側の悲しみと忘れさられていく側の悲しみがダブルで襲ってきて号泣。
それ以外にツボだったのは、渡辺謙演じる部長が率いる広告代理店のチーム。部長に叩かれて、鍛えられて、みんないい仕事してるね！って感じ。あんなチームを作りたいわ（笑）


SPIRAL MOON「みちかける」東京公演初日まで48日

☆落合由人☆

6月19日「ウォームアップ」

心身ともにいろいろと錆び付いて硬くなっている感じがする今日この頃。
いいタイミングだと思い、ワークショップを受けに行くことにした。制作向けの、ではなく、役者向けのそれである。
久しぶりにウォームアップの指導を受ける。短い時間ではあるが、医学理論にのっとった説明もあり、なにより効果が目や身体に明らかで、新鮮！これは自分でも調べて勉強しておきたいと思う。

SPIRAL MOON「みちかける」東京公演初日まで51日

☆落合由人☆

6月17日「土曜日」

ちょっと遅めの昼食をとりにふらっと自由が丘まで足をのばす。
天気もよく、買い物を楽しむ人、食事を楽しむ人、お茶しながら会話がはずむ人などなど、にぎやかである。

土曜日は

　　「さあ休日だ！」

という前向きなパワーが溢れている感じがする。

これに対し日曜は

　　「ああ休日終わるなあ．．．」

という、ちょっとさびしげな感じ。

自分が週休二日制に馴染んでいるがゆえの感覚なんだろうけど。

ああ、土曜が終わっちゃう．．．



SPIRAL MOON「みちかける」東京公演初日まで53日

☆落合由人☆

6月10日「温泉」

「みちかける」関係者で、9日から一泊の箱根旅行。名古屋公演の際、福岡佑美子が「このメンバーで温泉に行きたい！」と言い出したのがきっかけだったが、名古屋公演から東京公演へのいい橋渡しになったと思う。

写真は芦ノ湖からロープウェイで上がった箱根駒ケ岳でのワンショット。霧が深くて眼下の絶景はあまり楽しめなかったけど、逆に幻想的な雰囲気となり、演劇関係者の心をくすぐりまくっていた。

SPIRAL MOON「みちかける」東京公演初日まで60日

☆落合由人☆

6月8日「めがね萌え」

時々「メイド喫茶で執事になったらピッタリですね」と言われる。
学生時代はファミレスでバイトしていたし、就職はホテル業界にしようかと思った頃もあった。「執事」、悪くない。公演中に私が前説や後説をやるのも、お客様をお出迎えし、そしてお見送りしたい「執事心」のあらわれである。

そんな私にぴったりの１冊に出会った。『リストランテ・パラディーゾ 』（オノナツメ著）。ローマのリストランテを舞台にした、渋い紳士そして恋に向き合う女性のお話。私は、誠実でちょっと不器用なクラウディオかな。こんな風に老眼鏡が似合う紳士になりたいものだ。


SPIRAL MOON「みちかける」東京公演初日まで62日

☆落合由人☆

6月6日「奇跡」

先週の話。
とある大手企業の社員レクの一環ということで、即興集団E.D.Oの出前ライブをやってきました。正味１時間くらいのパフォーマンス。締めはおなじみ「ペーパーズ」。お客様に書いていただいたセリフをうまく正当化するところに面白さがあるのだが、時々奇跡が起きる。今この場でふさわしいセリフが、偶然開いた紙に書いてあるのだ。今回はクライマックスの結婚式のシーン、まさに愛の誓いをするところ、拾った紙に書かれていたのは「好き☆」！お客さんは「おおぅ！」
やってる自分も「おおぅ！」←それ見せちゃダメだよね（苦笑）。
とにもかくにも、久しぶりのメンバーも含めて、ぎゅっとしまった良いパフォーマンスができて、メンバー全員気持ちよく家路についた。


SPIRAL MOON「みちかける」東京公演初日まで64日

☆落合由人☆

6月4日「COREDO」

乃木坂にあるBar COREDOで観劇。
COREDOは昔広尾に店があり、自分も出演したことがあったが、数年前に乃木坂に移転していたのだ。なかなか来る機会を作れず、移転後初めて店に入った。
移転当時にいただいた図面のイメージより、広い空間に驚く。壁にスクリーンもあるし、ピアノもあって遊び甲斐がある空間だ。

芝居はイタリアンレストランを舞台にした大人の合コンの話から始まる。
途中で結末が予想できてくるが、最後にもうひとひねりがあって、「そうそう、男ってバカだよね～」と男ならではの共感を覚えてニヤリ。

Barなので、1ドリンク付き。開演前にスコッチを1杯。終演後も知り合いの出演者と語り、杯を重ねる。芝居が行われた場所で、そのまま飲み、語るというのはやはり格別の感あり。
この場所で、自分なら何ができるか、うきうきしながら帰路につく。


SPIRAL MOON「みちかける」東京公演初日まで66日

☆落合由人☆

6月1日「賞状」

演フェスグランプリの賞状を受け取りました。
これはSPIRAL MOONのもので、落合個人がいただいたものではありません。

振り返ると、自分が賞状をいただいたのは、はるか中学時代、「皆勤賞」と「三年連続進歩賞」だ。社会人一年生のときの研修で「ロールプレイング大賞」で楯をいただいたこともあったな。
これらは個人が頑張れば取れるものだ。しかし演フェスのはそうではない。一人二人が頑張ってもどうなるものでもない。個々人の意識と責任感、そして遊び心がうまい具合に融合した結果だと思う。

そしてさらなる高みに向け、カウントダウン開始します。

「みちかける」東京公演初日まで69日

☆落合由人☆