5月8日(日)廿日市市にある曹洞宗・洞雲寺(とううんじ)で花まつりが
開かれたので訪れてみました。
同寺では、毎年5月8日は、お釈迦様の誕生日を祝う縁日とされ、
参道には花や樹木などを売る露店が並び、多くの参拝客で賑わっていました。
参道左右には多くの露店が並んでいる
洞雲寺本堂 参拝者が次々と訪れていた
衆生の悩みを無限の慈悲心で救ってくれるという六地蔵
並んでいる露店 手作りの昨品を売る店も?
また、同寺には、厳島合戦で毛利元就に敗れて自刃に追い込まれ、
首実検された陶晴賢の墓や、桜尾城主であった藤原興藤(おきふじ)の墓、
桜尾城に関係した桂元澄(もとずみ)や毛利元清(もときよ)夫妻の墓など、
この地方で戦国時代を彩った武将の墓があり、歴史の流れを静かに
物語ってくれています。
陶晴賢の墓 藤原興藤の墓
桂元澄の墓 毛利元清夫妻の墓
私は、廿日市市に転入してきて20年余になりますが、洞雲寺を
訪れたのは初めて。
昔、この地にあった桜尾城の歴史をもっと勉強して、平素は静かな
たたずまいを見せる同寺を、また訪れてみたいと思いました。