~大人の側弯症手術~

40代になってから受ける脊柱側彎症(そくわんしょう)手術の体験記

病院を決める

2009-12-29 11:10:32 | 脊柱側彎症
手術を勧めてくれたクリニックから、近くのO医療センターの脊椎外来に紹介してもらいました。

O医療センターの脊椎外来を受診すると、やはり手術したほうが良いと言われ、I大病院なら教授が脊椎専門だから安心と思いますとI大病院の脊椎専門外科に紹介状を書いて予約を取ってくださいました。
(なんと初診予約日は一番早くて一ヶ月以上先の日付)


ぎっくり腰(筋筋膜性疼痛)で診断書が出て自宅安静中だったので、寝たまま携帯で脊椎側弯症手術のことを色々調べていたら、側弯症の手術は脊椎脊髄疾患の手術の中でも難しいほうに入り、年齢が高いとリスクも高くなると知りました。



紹介されたI大病院は、教授が脊椎脊髄疾患の権威のようで、教授の専門は脊椎外科・内視鏡脊椎外科となっていました。
また日本側彎症学会登録医なんですが、少し思うところがあり側弯症手術に力を入れている病院探しをしました。

思うところのうちの一つは、調べている中で特発性脊柱側弯症(手術)に力を入れている感が伝わってこなかったことです。
  ↓↓↓
I大病院の脊椎外科のページに【当科脊椎外科クリニックでは頸椎椎間板ヘルニアや頸椎後縦靱帯骨化症などの頸椎疾患や腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などの腰痛性疾患を扱っています。また脊柱側弯症もあわせて治療を行っております。】と掲載ありました。
で、脊柱側弯症『もあわせて』なんだなと・・・

また、学会や研究会や講習会などでは、特発性脊柱側彎症(手術)についてより、その他の脊椎・脊髄疾患についての内容ばかりが目に付きました。



そんな時あるサイトで、他府県にあるK医療センターが側弯症で評判良いと教えてもらいました。
(自分では府県内でしか探していませんでした)

調べてみると、側弯症でとても有名な医師がおられます。

しかし、電車で片道2時間40分はかかる距離なので悩みました。

下の子がまだ2歳だからです。

また、入院となったら夫は仕事をしながら子どもの面倒をみなければならないため、入院中は家族のサポートは受けられず独りで頑張るしかありません。
(親は高齢の上二週間ごとに入院して抗癌剤治療をしている&私は一人っ子できょうだいがいない)

でも、手の手術の時のように後悔はしたくなかったので、K医療センターを受診することに決め、O医療センターに相談しもう一通紹介状を記入していただきました。

K医療センター受診の結果によりI大病院を受診するか、予約を取り消すか決めるつもりでした。

本当は両方受診してから決めるのがより後悔しないとわかっていますが、K医療センター受診してそこで手術してもらうことに決めました。

ちょっと説明不足なところがあったり、入院窓口の事務員にカチンときたり、またその他の点で不満なところもありますが、自分がキチンと聞かなかったのも原因ですし、どこでも100%なんてところはないと思いますので・・・

ちなみに、I大病院のほうは私が赤ちゃんの時に先天性股関節脱臼の治療をしてもらった病院なんです。