花を咲かそう

涙涙で観戦・・・なでしこジャパン・・決勝進出おめでとうございます。

2011-07-14 06:02:11 | Weblog
7月14日の午前3時半から
なでしこジャパン戦。

試験が近いことから
私は諦めて
午前1時前には
就寝。

ところが、
3時半には、目覚めてしまい、
はじめから観れました。

つらい日本の今
無常の日本の今

ナイスプレーごとに なでしこジャパンに
大きな拍手をおくりました。

ありがとうございました。

たとえアメリカ戦で勝てなくとも、
充分に
感動をいただけました。
日本人をはげましてもらいました。

ありがとう なでしこジャパン。

夕べは
nhkの長渕剛の歌に泪してました。

東日本の大震災以後
なみだもろくなったような私。

長渕剛さんが子どもたちと一緒に
石巻で歌った「トライ アゲイン」。


長渕剛さんは
被災者だけではなく
自衛隊さんをも激励されていたこと、
感激しました。

テレビでは伝わらぬ臭い、、、、、
自衛隊さんは悪臭のなか、ご遺体捜索をされたのでした。

自衛隊さん、ありがとうございます、と私も もうしあげます。。

長渕さんの歌
「お家にかえろう」・・・歌詞の‘しょんべんひっかけて 口笛吹いてお家へかえろう'、
今の国会をひにくっているんかな、と聴きましたが、たとい
政治家たちは だめとしても
国会は 大事にしたいもんです。

さてさて、
なでしこジャパンの勝利を祝し
いそぎ、日記をかきましたが・・・

スポーツ文化でのあらたな成果を
うれしくおもいます。

文化のちから、
長渕さんの歌も
サッカーも
文化のちからよ・・・

なでしこさん、
ありがとうございました。




原子力施設のリスク

2011-07-09 23:39:04 | Weblog
原子力施設のリスク

原子力安全目標専門部会の報告書(H15)によると、
定性的目標案と定量的目標案を示し、原子力施設の事故に起因する施設境界公民の放射能被曝による平均急性死亡リスクを年あたり
1,000,000分の1を目標にされていた。

繰り返しもうしあげたい。

リスクを 100万分の1と『原子力安全白書』は伝えている。
この白書では、
交通事故のリスクは1万分の1
脳血管疾患は1000分の1と伝えていることからも、
原子力事故は、いかに高い安全性を目標にしてきたかが知れるのではないでしょうか。

この目標にのっかってかと想えることでは、
文部科学省の子どもたちの「副読本」があります。それには、
原子力発電所は安全・・・と、原発の安全だけを教える指導をしていることです。


私は、4月20日付けブログ『福島原発事故の日本経済新聞報道』で発信しましたが、
原発に関して、アメリカの捉え方はジャパンとは大きく違っていたことです。
アメリカの凄いところは、原子力発電所は事故を起こすものだ・・・と捉えて、
リスク対策をしっかりやる立場を
アメリカはとっていることです。
これって、
国民性の違いなのでしょうか。
政治家の違いなのでしょうか。

このことを考え、ついつい、
日本が敗戦した時代に目をむけてみたくなりました。

ドナルド・キーンさんの御著『日本人の戦争  作家の日記を読む』が参考になります。お薦めしたい本です。以下。

『日本人の戦争  作家の日記を読む』訳:角地幸男、文芸春秋2009刊138~9頁によると、


《天皇が公式にポツダム宣言の受諾を発表し、宮城の反乱軍が自決し、あるいは制圧された後もなお、軍の一部は日本が降伏したことを認めようとしなかった。八月十六日、大仏次郎が聞いたところでは、海軍機がビラを撒き、そのビラには海軍航空隊司令の名で、天皇の大詔は重臣たちが強要したものであり、海軍航空隊は降伏せずにあくまで戦うと書いてあった。別の飛行機が撒いたビラには、特攻機がまだ健在で、原子爆弾は思っているほど効果はないと書かれていた。
 いつものように噂は巷に溢れた。――中略――横浜で持ち場を捨てた警官の逃亡が続出しているという話を耳にした大仏は、次のように書いている。「役人からこの姿なのだから国民がうろたえ騒ぐのは当然である。日本人のどこに美しく優れたところがあったのか。絶望的である。――中略――」――中略――。
 早くも終戦翌日の八月十六日、日記作者たちは戦時中に自分が演じた役割について思いを巡らしている。高見順は、次のように書く。

私は日本の敗北を願ったものではない。日本の敗北を喜ぶものでもない。日本に、なんといっても勝ってほしかった。そのため私なりに微力はつくした。いま私は痛恨でいっぱいだ。日本および日本人への愛情でいっぱいだ。》

ドナルド・キーン著の182頁に、高見順は、
《 そうだ、日本人はある点、去勢されているのだ。恐怖政治ですっかり小山羊の如くおとなしい、怒りを言葉や行動に積極的に現し得ない、無気力、無力の人間にさせられているところもあるのだ。 》

戦前の軍国主義政権下で、民衆は本音は言えなかったし、本音をいう者は投獄され死がまっていたとおもう。

戦後の民主政治下で、原発にリスクがある・・の発言は封じられてきたようだ。国策で原発推進のなか、反対派、リベラル派も抑え込まれたようだ。

本来、民主国家ならば、アメリカのように原発にはリスクもあるぞ、の意見があってもおかしくなかっただろうが、政権党の世論つくりにあってか、封じこめられてきたようだ。文科省の「副読本」では原発は安全だけを指導している。が、これでもしも反対意見、少数意見が載せていたとしたら日本はかわったかも・・・。

日本人は敗戦から何を学んだのだろうか。国策こそが絶対ただしいとしか教えない体質。

リスクを教えない日本に未来はあるのだろうか。

東京電力のフクシマ原発事故から、まもなく4ケ月がたつが、
まだフクシマの原発事故は収束できないでいる。

7月8日には、
南相馬市産牛肉からセシウム検出・・・・と報じられた。
出荷のときは、放射能は検出なしでパスした牛肉であったとのこと。
汚染牧草を 牛がはむだことが原因らしいとみられている。

本日のテレビ放映では、遥かはなれた栃木県の那須地方には、放射能のホットスポットがある、と報じていた。そのあたりも 牧草地、農地とのこと。

狭い日本で、もしもまた大地震が襲ってきて、フクシマのようなことになったとしたら、日本人の安住の地は、どこにあるといえるのだろうか。

クワバラクワバラ。

地震帯上の原発建設・操業だけは、避けてほしいものです。