渋中Now

池田市立渋谷中学校の様子をお知らせします。

7月20日(金)

2012-07-20 15:27:08 | 日記
1学期の終業式を迎えました。明日からは夏休み。夏休みは、この「渋中ナウ」の配信は不定期になりますので、お知りおきください。


 式では、終業式という節目を大切にして、PDCAサイクルの手法で必ずCheckすることをお話しました。振り返りがないと、何を改善すればいいかわからないとお話ししました。


 話の最後に、大津の中2男子生徒の自殺に関して、生徒に次のように渋中生に訴えました。




 亡くなった男子生徒は本当に悔しかったろうと思います。

 それが、いじめであったのか、いやがらせであったのか、いや、まだほかに原因があったのか、それはわかりませんが、自分が生きていくより死んだほうが楽だと考え、実行したこと、そう決断せねばならなかったほど辛い毎日があったこと。それが悔しかったろうと思います。


 私たちは人間である以上、弱いし、意気地無しだし、今の辛いことから逃げたいと思うことはあります。みなさんも一つや二つあるでしょう。

 それでも、今日まで、死なずに生きてこれました。それは、辛くっても、生きることのほうに価値を見出せたからです。


 しかし、彼はその逆で、生きることに価値が見いだせないような毎日を送るしかなかったのだと思います。

 彼の死を無駄にしないためにも、ここにいる皆さんは、何があっても死ぬことを選ばないでください。

 死んでしまえば、終るかも知れませんが、何も解決しませんし、まず、あなたの周りの人が悲しみます。
あなた方、一人ひとりは、ほんとうにかけがえのない人間なのです。


 辛いことがあったら、相談してください。
 友達に、親に、そして、先生に。この渋中の先生は、みなさんの悩みに真剣に向き合います。
 よく、先生に言ったら、いじめが倍にも3倍にもなると言いますが、それは、先生や先生集団の対処の仕方が悪いからです。私たち渋中の先生は、みなさんの思いをしっかりと受け止め、きっちりと対応できます。

 渋中生のみなさん

 辛いことがあっても、決して、自分で命を絶たないでください。
 辛いことがあれば、相談してください。

 また、いじめやいやがらせに気付いている人がいれば、自分の正義感を奮い立たせて、先生に知らせてください。それを「ちくり」とは言いません。

 それは、人の命を救い、人をいじめることしかできない弱い人間を立ち直らせる勇気ある行動なのです。




 生徒のみなさんは、真剣に聞いてくれていたと思います。





 式の後、女子テニス部、男子バスケット部、男子バレー部に賞状の伝達を行いました。


賞状伝達の様子


 すべての集会行事後、秋の体育祭に向けて「縦割り団」の団長・応援リーダーと団所属の先生方との顔合わせ会が行われました。


7つの団に分かれて顔合わせを行いました


 最後の、学活では夏休みに向けての連絡や通知表の手渡しが行われました。
 みなさん、成績はいかがでしたか?


3年の教室


2年の教室


1年の教室

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