あちゅこの覚書

”柴犬めろんの日記”の別館、あちゅこの覚書です。

2009年10月02日 | ワンコ
多分、かなり涙もろいタイプのワタクシですが・・・

あんまり声を大にして言うとなんか世の中に逆らってるみたいで言わなかったけれど、実は

映画『HACHI』では、あんまり泣きませんでした~~~!(言っちゃった!)
いや、ちょっとは泣きましたよ。ハチが飼い主をひたすら待つ姿は切ないですもの。
でも、私的には泣ける映画というほどではなかった。
むしろ、日本犬としての描き方が今までにない感じで納得。
人間の喜ぶ事をする事や、役に立つ事が喜び!ではないけど、人間と強い絆で結ばれてる犬を描くという点が良かったです。

それから、最近読んだ本『星守る犬』
これも良かった。
切なくて悲しいけれど、心に深く迫るものがあってジ~ンと来ました。
何度も読み返したいけれど、切なくて読めないくらい。
大好きな一冊です。(ちなみに漫画です)
でも、涙は出なかった。

そんな私が昨日、泣きました。
思わず声が出てしまって自分でもビックリするくらい。
なぜ涙が溢れたか・・・
それは、時々ふらりと立ち寄る犬ブログに、滝川クリステルがキャスターを務めるニュース番組の、犬の殺処分の特集の動画がアップされていたから。

長年共に暮らした犬を捨てる、病気になった犬にろくな治療もさせずに捨てる、安易に繁殖させて生まれたばかりの子犬を捨てる・・・
そして・・・最終的にガス室に送り込まれた犬たちは、悲しみの声を上げながら息絶えていきました。

なんて悲しい現実。
なんでこんなことが毎日繰る返されるんだろう。

泣いていると、愛犬めろんが私の元に駆け寄って来ました。


同じ犬なのに・・・どうしてあの子達は愛してもらえないの?

犬は、羨ましいとか嫉ましいとかの感情は多分ない。
今を素直に受け入れて生きている動物だと思う。

飼い主と暮らし、抱きしめたり撫でてもらった犬は、捨てられて管理センターに送られても、
「今なんで自分はここにいるのかわからないけれど、飼い主さんはもうしばらくしたら迎えに来てくれる。そしてまたきっと名前を呼んで抱きしめてくれる」
そう思ってるんじゃないかな。

悲しいけれど、なにも出来ない自分。
切ないです。

私がすべき事は、めろんの一生を守る事。
そして、自分で責任が持つ自信がない限りは繁殖しない事。

無力だなぁ。

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2 コメント

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Unknown (メアリ)
2009-11-14 04:06:35
あちゅこさん・・・あの映像にはメアリも怒涛の嗚咽に思わず我を忘れ怒鳴ってしまったわ。
クリステルさんとはご近所さんで彼女の活動には胸を打たれるわね。
でもあまりにも苦しい現状。
メアリもこの件に関してはブログで想いを明かそうか躊躇していたけれど
時間ができたらしっかりとお話ししようって勇気をもらえたよ。
あちゅこさん、いつも柔らかい強さをありがとう・・・
メアリさんへ (あちゅこ)
2009-11-17 06:51:41
お返事が遅くなってごめんなさいっ!
メアリさんへクリステルさんとご近所さんなの?
お見かけする事もあるのかしら?
羨ましいな。
犬や猫を取り巻く状況には、やりきれない思いがついて回りますが、忘れてはならないし、いつでも誰かが発信する事も大切かもしれません。
メアリさんもお時間のある時に頑張って下さい。