6週間ぶりにソロキャンプに行ってきました。
10月は台風の影響でキャンプどころではないとあきらめていましたが、その台風19号の被害状況の確認も兼ねてCAZUキャンプ場に行ってきました。
天気予報と相談しながら、3連休の前日の11月1日に休みを頂いてキャンプに行こうと思い立ち、電話をすると状況は芳しくない様子で「河原は張れないよ」との返答。それでも良いならと確認された上で予約を受けていただきました。
台風による増水で名栗方面のキャンプ場は大きな被害を受けて、営業できないキャンプ場もあります。ここCAZUキャンプ場も河原サイトは流されてしまいましたが、テントサイトは復旧して、河原にも少しだけですがテント張れそうなスポットがありました。
今日も明日も雨の予報は出ていないし、ここに張った人も居たということを確認して、今回はここに設営します。
前回、9月に張った場所はこんな感じで無理ですね。
現在の水位より2メートルくらい高いところまで増水したそうで、以前は「河原サイト」があったところもこんな状態で、復旧まではまだまだかかりそうですね。
水位は下がって来ていますが、有馬ダムにまだまだ濁流が貯まっているのか、水の色は濁っています。
汗だくになりながら設営完了。タープの下でも気温は24℃あります。
とりあえず乾杯して途中のスーパーで買ってきた焼きそばで昼食です。
今日は「たき火」はやらずに炭火でのんびり焼鳥を焼く予定なので、明るいうちに焼鳥を仕込んでからテント内で横になってひと休み。
小一時間横たわり、時刻は17時、陽が落ちると結構冷え込みます。そろそろスタートしましょう。
気が付くと平日にもかかわらずテントサイトには4~5人のソロキャンパー、河原にも1人、林の中にも1人、テントサイトに1組だけご夫婦キャンパーがいました。営業しているキャンプ場が少ないのでCAZUに集中しているのでしょう。
あちこちでたき火が燃えて、私だけちょっと寂しい感じですが、気にせずに行きましょう。グレンフィディックのハイボールからスタートです。
ほんの少しだけ焼肉を食べて、野菜も焼いて、もちろんニンニクのホイル焼きも頂きます。
19時にはかなり気温も下がり熱燗が欲しくなります。沢の鶴の1.5合(270ml)カップを温めて、焼鳥を焼きながら。ゆで落花生も軽く炙って。
20時半、仕込んだ焼き鳥があと4本残っているのですが、すでに満腹状態で食べられそうもありません。食器類を洗って片付けて、21時。赤霧島のお湯割りをすすりながら星空を眺めていると色々なことを思い出しますね。とにかく久しぶりにキャンプで星空を眺めることが出来て感謝です。この時の外気温は11.4℃でなかなかの寒さです。今日は早めにテントに潜り込みましょう。
着替えてお湯割りをすすりながらナツメロ動画を見てのんびりします。テント内はすぐに16℃まで温度が上がりましたが、ウルトラライトダウンを着込んで首にはネックウォーマーを装着して寝袋に潜り込みます。
毎度のことですが、寝心地が悪いわけではないのですが、熟睡は出来ず何度も目が覚めます。今回は寒くて何度か目が覚めました。朝6時、外が明るくなったので起きて活動開始です。テント内は12℃まで下がっていました。冬ですね。
今回もインナーテントの中は結露していませんが、フライシートの内側は激しく結露しています。タープの内側もびっしょり。
着替えて、KAMADOを洗ったり、テント内を片付けて使わないものは車に積み込んで身軽にして朝食準備です。パンとコーンスープを準備してきましたが、身体が冷えているのでプラン変更。昨夜シメで食べようとしていたうどんを作ります。
鶏肉も長ネギも焼鳥の余りですが、なにより身体が温まるのが良いです。
うどんを食べ終わって身体が温まりましたが、外気は10.3℃。晴れていますが山の陰で陽が差していないので気温は上がっていません。
ゆっくりコーヒーを飲んで、あとはのんびり撤収するだけです。陽が差せばすぐに乾くでしょうから、しばらく待ちましょう。
グランドシート以外はそこそこ乾いたので、荷物をまとめて撤収。すべて終わったころには気温も20℃をはるかに超えて汗だくになっていました。
天気が良いので上流の有間ダムの様子でも見て帰ろうと思い車を走らせましたが、「さわらびの湯」から先は「通行止」の看板が出ています。バイクの人たちはどんどん登って行きますが、私は素直に引き返します。
CAZUのご主人が「70年生きてきて初めてだ」と仰っていた通り、今回の台風による増水は想像を絶するものであったと思います。元通りの景色に戻るには時間がかかると思いますが、復興を心から願っています。
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