三代目☆温泉娘のほんわか日記

旅館の仕事・山代温泉のこと・おっちょこちょい主婦の日常を綴っています。

菖蒲湯まつり・入湯式&菖蒲神輿

2015年06月07日 | 山代温泉行事
いつもありがとうございます、沙織です

久しぶりの投稿です

6月4日・5日は、山代温泉の菖蒲湯まつり。

山代温泉のみんなが一番熱くなる時・・・と言ってもいいかもしれません

菖蒲湯祭り
一年の無病息災を祈願し、菖蒲神輿(しょうぶみこし)をかつぐ若者たちが「お薬師さん」と呼ばれる薬王院温泉寺から出発。
高張り提灯を先頭に、菖蒲神輿がもみあいながら湯の町を練り歩きます。
お祭り期間中は、古来から邪気を祓うと伝わる菖蒲の香りが、街中いっぱいに広がります。

当館の大浴場も菖蒲を湯に入れて菖蒲湯になっていましたよ



館内もちょっぴりお祭りモードに・・・







4日は、このお祭りのメインとも言われている菖蒲神輿が行われました。

菖蒲神輿

菖蒲湯祭りで引き回される荒みこし。
「台棒」の上に菖蒲を詰めた俵を6俵、下に2俵を「力綱」で取り付け、約30mの「引綱」をつけます。
一番上の俵には、菖蒲と蓬を一束づつつけます。総重量は約350kgで、町の青年達がつくり、製作にはいっさい刃物を使いません。
みこしは、赤白の帷子、赤はちまき、白足袋姿の200人くらいの青年たちによって引き回され、俵が擦り切れて菖蒲が路上に散乱します。
青年達は菖蒲の出た俵を奪い合い、拍子木を鳴らしながら菖蒲を総湯の湯壷の中に投げ込みます。
一番の入浴者は、その年の災厄から逃れられるといわれています。

菖蒲は、青年団をはじめ、町のみんなで育てた立派な菖蒲なんです!


(写真提供 坂本さん)



今年は、私もこの菖蒲神輿、見に行ってきました





祈願祭





迫力満点の菖蒲神輿。

この菖蒲の俵は最後に古総湯に投げ込まれます。(入湯式)

5日(金)は、薬王院温泉寺にてお茶席も設けられており、現在研修に来ている中国3人娘と行ってきました







夜の輪踊りは、昨年に続き残念ながら雨で中止となり・・・

雨女の力発揮してしまったかも

最後に・・・

こちらは、山代温泉開湯伝説にちなんだヤタガラスの浴衣。

町の人はみなさんこの浴衣を来て、踊りに出たりするんですよ

記念にパチリ



たまたま、頭上に鳳凰が乗ってしまいました(笑)


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今日も最後までお読み頂きありがとうございます

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