湘南話し方センター / 姓命学研究所

神奈川県平塚市で開設して40年になる話し方教室です。心とことばの研究所として統計学も含め、たくさんのご相談あり。

話が聞き取りにくいと言われる

2021年11月16日 | 湘南話し方センター

話が聞き取りにくいと言われるから改善したい!

あがり症を何とかしたい!

職場の人間関係を良くしたい!

 

当センターの個人ご指導や教室に見える方のきっかけはいろいろありますが、
「自分だけではないんだ・・・」
「私も同じようなことある!!」

などと、
同じ仲間に刺激を受け合って学ぶ受講生の姿は
汗よりも笑顔が多いです。

 


今日は滑舌の一部を紹介します。

「秋たけて菊かおる季節がきた」

この文章の中の

秋の「き」

菊の「き」、 

季節の「き」と「つ」、

きたの「き」は無声音になります。

 

 

無声音とは、息だけで発生する音のことで、声帯は震えません。

そのため、しっかりと発音しないと相手は聞きとりづらくなります。

 

また、最初の子音だけでなく、
その後の母音を無声化することも大切で

これが出来ないと、日本語を習い始めたアメリカ人のように

「あきい―たけて、きい―くかおる きい―せつ―が きい―た」

となってしまいます。

 

苦手な人はひそひそ話でも良いので練習してみませんか。

また、声が小さい人は、
3メートル先に届けるイメージで発すると声が通るようになります。

 

 

滑舌の練習をすると言葉の輪郭がはっきりしてくるので、

確実に声が通るとうになってきます。

他にも様々な方法があります。

 

あなたに合った滑舌克服法は必ずあります。

当センターにて挑戦して見ませんか?

 

 

「上野から魚河岸まで」

「企画価格か駆け引き価格か」

「新設診察室。申請書審査」

 

「お、あ、ゆ、を、あ、わ、れ、み、く、だ、さ、い、」

早口言葉ではありません。

普通の速度でやってみて下さい。

 

もし、うまく言えなければ抑揚がついていないのが原因です。

 

コツは最初の「お」を小さく発音して一気に「あわれみください」

 

 

今日の日も明るい心で良き日となりますよう。

 

 

湘南話し方センター
所長 松永洋忠
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