やっと見つけた

弟がバイトとかお年玉とかで貯めてたお金、母から私が預かるようにと渡されていた約８０万円。


もう六年になる。


私はこのタツヤの８０万円を兄の経営する子供たちに本をプレゼントしようとなんとなく考えていたんだけど、何となく行動出来ずに、今。


たつやにとって、兄の幼稚園は特別だったかな？と考えると、辛い闘病中に、母は幼稚園にほとんどかかりきりで、たつやは寂しかったと思う。


一番弱い時に、一番側にいてほしい時に、一番側にいてほしかった母を兄の幼稚園に取られたような気がしてたんじゃないかなと思うと、たつやの分身までも幼稚園に関わらせていいのかな～なんて迷いがあった。


たつやは本当に優しい子だから、子供たちのためになることならきっと喜んだと思うけど、なんか引っ掛かる物がなくはなかった。


ふと、たつやが常々、福島に帰りたいっていたのを思いだした
福島が大好きだから、福島に、福島の人たちに育ててもらったら、母と相談して、福島に義援金として日本赤十字さんにお願いすることにしました。

具体的に福島にとお願い出来るかわからないので、明日きいてみよう

もし、タツヤが生きていたら、必ずボランティアに駆けつけていたと思います。

福岡の地震の時も、わざわざ沖縄から戻り、募金活動をしたり、掃除に行ったりやりたいと思っても、なかなか行動出来ないものなのに、本当に無言で約１ヶ月人のために働いて、また、沖縄に戻ってきた。


タツヤはそんな人。


タツヤがウルトラマンランドでバイトでウルトラマンをやって貯めた大切なお金。数億円、数千万円からすると随分少ないけど、福島に駆けつけられない私達のおもいと一緒に届けたいと思います。