以前岩手県を訪れたときは、遠野や田野畑、宮古など三陸海岸中心であった。三陸鉄道の駅舎が宮沢賢治の小説に出てくる名前で呼ばれ、しかもかわいらしい駅舎で宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界にどっぷりつかったことを覚えている。今回は盛岡を中心に探訪した。わんこそばや盛岡冷麺は以前食したことがあるので今回はパスし、「じゃじゃ麺」に挑戦してみた。クチコミでは「旨い」「不味い」と賛否が分かれるわけだが、実際に食してみて、個人的には2度目はないというのが結論。むしろ、盛岡の家庭の味と言われる「ひっつみ」の方が美味しかった。
駅弁味の陣(2022年)で盛付賞を受賞した「海峡漬ちらし」が美味しそうだったので食してみた。ほどよく脂ののったサーモンと酢飯にからむイクラのコンビネーションが素晴らしい。津軽海峡の荒波と速い潮の流れが脳裏に浮かぶようだ。
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