年末になると

取引先(仕入先)メーカーが挨拶にやってくる。

この時期、手ぶらで来る会社は少ない。だいたいは手帳やカレンダー、ちょいとしたお歳暮にお菓子など…
まぁ「今年もありがとうございました」的な一言を残して早々に帰っていく取引先がほとんどだが、中にはこの忙しい中商談をメインに来る所もある。
こちらも年末の忙しい時期、てきとーにあしらって帰ってもらうのだが、お昼前に来るという変則技を使う業者もいる。
はい、これが今日の話です。
前置きがながっ（笑）


取引先「ちょうど昼なのでメシ食いに行きましょう」
俺「そうですね、何にします？」
取引先「寒いので温かい物がいいですね」
僕「じゃあ、そばでも…」
(と、ここまでは僕のペースでしたがその後様子が一変する)
取引先「できればラーメンがいいですねえ～」
僕「そうですか？ではラーメンにしますか？」
(と、僕が折れる事になる)
そんな訳であまり食べたくはないラーメンを食べることになった。

会計時
取引先「僕が払います」
僕「いやいや僕が…」
取引先「そんなお得意さまに払ってもらう訳にはいきません、払わせてください」
僕「そうですか…では遠慮なく…」
(こんな場合ワリカンはあり得ないのだ)

まぁこんなやりとり、儀式みたいなものですかね？
たかが７５０円のラーメン定食にこんなやりとりをしなくてはならない、めんどくせぇ～


まぁそれでも取引先が年上の場合はそれで済むのだが年下の場合は困る…昼のラーメンぐらいなら良いが夜の酒が絡む場合は…
いくら接待される側でも(会社の経費で出すにしてもだ)年下に支払ってもらうのには抵抗がある。
そうなると先ほどのバトルが更に熱くなる。
「うちが払う」「いやっ、うちが払う」の繰り返し…
どちらも譲らないから始末が悪い…

どうせね、どちらが払うにしろレジで「領収書ください、上様で…」
と言うのだからどっちでも良いんですよ（笑）

でもね…接待されると微妙に仕入れに影響してしまう、僕も人間ですから…

ということで…１２月はこんな日が増えるという話でした。


さぁ残業前の一息も済んだし…仕事すっかな!?