Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

快速?

2013年05月16日 | 鉄道 ‐ 北海道
 前回から1週間近く更新ができず申し訳ありませんでした。

 本日は小ネタを一つ。
 先日、久しぶりにJR北海道を利用しました。帰省ではなく、札幌駅から、近郊の大麻までの区間利用でした。
 その帰り道、運よく区間快速「いしかりライナー」に乗ることができました。しかも、岩見沢発ではなく、江別始発のタイプです。
 札幌~江別間(札幌~手稲間で快速運転するタイプもある)で快速運転をするのに、江別始発の「いしかりライナー」とはこれいかに……といつもなら思うのですが、1本前の岩見沢始発の普通列車よりも座れる確率が上がるので乗る分には構いません。
 数分待って、「いしかりライナー」がやってきました。




 キハ201系で。


 自分の目を疑いました。
 一応この区間(札幌~江別~岩見沢)は電化されているので、大抵の場合721系か731系がやってきます。それが、なぜよりによってキハ201系。しかも、731系と協調運転をしているわけでもなく、単独編成。おもわず731系の姿を探してしまいました。
 確かにキハ201系が電化区間に入ることはありますが、それでメリットがあるのは731系と協調運転するときのみ。電車のメリットが薄れるほど輸送密度が低いわけでもありません。札沼線が電化された今、キハ201系の最前線は小樽まで後退しています。そんな気動車を江別まで引っ張ってくる意味は……?
 それでも、江別始発の普通ならまだ話は分かります。札幌~江別はそこまで距離はありませんし、間合い運用には都合のいい区間です。ところが、やってきたのは快速列車。鈍行が電車なのに、快速がディーゼルって……

 これは私の推測ですが、札沼線電化で電車が足りなくなっている可能性があります。
 前年10月のダイヤ改正で、札沼線は100往復もの電車が走るようになりました。札幌~北海道医療大学が約1時間ですから、20分ヘッドの同線では1時間当たり6本の電車を使用することになります。夕方は15分ヘッド・増結でさらに使用本数は増えます。
 一方、電車は新型733系が増備されましたが、ほとんどが札沼線に回り、函館本線に姿を現しません。函館線の本数は相変わらずなのに、です。
 そして、731系との強調運転が少なくなったキハ201系はといえば、札沼線電化でさらに用無しとなっています。ローカル区間に3両ロングシートは過剰です。
 この二つの要因が重なってキハ201系「いしかりライナー」が生まれたのではないかと考えます。それでもへんてこりんな列車には変わらないですけどね。

 余談ですが、札幌に着くと、向かいのホームにも江別行のキハ201系「いしかりライナー」が停車していました。本当に、なぜキハ201系に快速運転をやらせるのか……


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