Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

臨時北斗撮影記 ~2/19・20 軽率に函館

2018年03月08日 | 鉄道 ‐ 北海道
 ちょいと遅くなりましたが、キハ183系スラント車で運転された臨時北斗88号の撮影記です。
 最終週は少し足を延ばして道南まで行ってきましたので報告します。



 2月19日の朝は札幌駅にて入線を撮影。奥に映っている「スーパーとかち2号」の回送との被りが心配でしたが、なんとか回避しました。



 停車中の「北斗88号」。折り返しまで10分ほどしかないので急いで撮影。



 この日の「北斗88号」はあえて乗車を選択。初期車による(おそらく最後となる)函館の旅へ出発です。



 南千歳に到着。ここで観光客が乗り込んできますが、4両編成と短い割にはあまり混んでいません(平日というのもあるが)。
 この列車は春節でやってくる中国人観光客向けインバウンド特急だといわれており、実際乗客の半数近くを中国人が占めていました。
 そういわれるようになったのも、設定時期が2/9~22の2週間と非常に中途半端だったのが理由の一つです。
 中国人観光客は普段は騒がしいと評判(?)ですが、この列車はかなり静かでした。というか逆に向こうの人たちはどうやってこの列車を知ったんでしょうねえ……?



 登別では乗客が大きく入れ替わります。もちろん日本人は少なめです。
 1両しかない自由席の乗降に2分以上かかっていたので、ホームでの撮影がかないました。



 黄金付近の噴火湾。
 この日は場所によって天気が異なっていました。
 札幌から苫小牧までは雲一つない快晴。白老から曇りになり、室蘭では雪模様。洞爺近辺では再び晴れ。長万部~八雲では窓に雪が打ち付けるほどの大雪。それを抜けると打って変わって森付近まで晴れ。そして終着函館は雪雲の中でした。



 北斗88号の停車駅は大沼公園を除き定期北斗と共通ですが、観光客主体なのもあって観光地以外での乗客はほぼありませんでした(写真は八雲)。



 14時ちょうどに北斗88号は函館駅に到着。



 函館山とスラント。

 さて、北斗88号は北斗91号のダイヤで回送されていくわけですが、函館駅発車は15:05と少し時間があります。
 その時間を利用し、少し移動して回送を撮影することにしました。



 大沼~仁山のカーブにて、まず望遠で一枚。
 回送でも「北斗」幕なので、さながら通常運転のよう。



 ひきつけて小沼とともに。



 列車はそのまま大沼駅へと向かっていきました。



 この後は北斗12号で〆るつもりでしたが、千歳線内でシカとぶつかった影響で45分遅れ。その間に天気が大幅に悪化し、大沼近辺では100m程度しか見通せない悪天候となってしまいました。

 日が暮れた後は新函館北斗でご当地入場券を買いつつ函館へ戻り、駅まで一泊。


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 翌日の函館は函館山がくっきり見えるほどの快晴でした。



 市電と函館山を撮ってから、「スーパー北斗」で森に向かいます。



 森~石谷の撮影地にやってくるとそこは曇り空。1発目の「スーパー北斗6号」からかなりの量の雪煙を上げていきます。
 この時点で上り列車には10~15分ほどの遅れが出ていました。



 キハ183系が撤退する「北斗8号」も撮影……しましたが、せっかくの長編成は目立たず……



 逆向きの「スーパー北斗11号」。



 そして「北斗88号」は約10分ほど遅れて通過していきました。
 実は「北斗88号」と「スーパー北斗11号」はちょうどこの辺りですれ違うダイヤなので、大幅遅れで被りを回避できました。

 撮影後は急いで新函館北斗へ。予定では15時25分ごろにこの辺りを通過するはずなので、駅西側にある跨線橋で待機していました。
 ところが……



 上り列車の遅れが大きすぎたため、回送列車はなんと新函館北斗で「スーパー北斗15号」を待つことに。
 奥の2番線に停車しているのが見えます。
 しかも「回送」幕……



 そして続行で新函館北斗を発車していきました。



 急いで駅に戻り、「北斗12号」で函館へ。



 折り返しの「北斗13号」で札幌まで戻り、函館でのミッションは完遂となりました。


 ちなみに急いで函館に戻った理由ですが……



 函館駅前のラッキーピエロに電話予約で注文していたから。
 おかげでなんとか夕食にありつけました。


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