前回までのルート:
1日目 (静岡→戸田公園→高崎→越後湯沢→石打)
2日目 (石打→長岡→青海川→長岡→新潟→新発田→新津→新潟→)府屋→新潟
↑ ルートが長いわりに省略できない……だと……!?

「きらきらうえつ」に乗り、本日2度目の新潟駅にやってきました。
時刻は18時40分。さすがに8月末にもなると日は暮れてしまっています。とはいえ、まだまだ宿には戻りません。もう少しだけ乗ってから宿に向かうことにします。
いろいろあって次の列車までは1時間ほど空いていたので、その間に夕食を――と思っていたのですが、

向かいの3番線に停車中だった「いなほ11号」を見て足を止めてしまいました。

なんと、国鉄色のT18編成だったのです!!
T編成の中でも、T18編成だけは別格の存在です。
他のT編成(T11~T17)は上沼垂色ですが、このT18編成は堂々たる国鉄色になっています。数年前までは予備編成のため光の当たらない存在でしたが、国鉄色になり一躍有名になりました。現在も予備編成であることに変わりありませんが、新潟の485系特急はかつかつな運用となっているため、予備のはずのT18編成もしばしば特急として走ります。また、K編成と同じく首都圏乗り入れ用のATS-Pを装備しているので、首都圏に臨時列車として乗り入れることもできます。

T18編成のもうひとつの特徴と言えば、6号車のクハ481-1508。現在唯一原型で残る1500番台の車両です。
485系1500番台は本来北海道の函館本線を走る特急「いしかり」(札幌~旭川:現在の「スーパーカムイ」の前身)のために開発された車両です。それまでの急行「かむい」「さちかぜ」を格上げするにあたり、「いしかり」専用の車両として開発が進められました。北海道と言う極寒地で使用するためあらゆる防寒対策が施されましたが、そこは試される大地北海道。冬になったとたんに機器のわずかな隙間から入った雪で故障が頻発し、製造後たった6年で781系に変わる形で北海道を去ることになりました。
その後、1500番台は1000番台に混じって北東北での活躍を始めました。485系1000番台は『485系の完成形』とも言われるほどの完成度と美しさを誇りますが、そのベースには北海道で失敗した1500番台が含まれているため、両者の連結は容易でした。しかし、モハユニットは2002年を持って全て廃車。残るクハ8両のうち、1504~1507の4両は既に廃車となっています。特に、1506はリニューアル改造でクハ481-3506に改造されるも、2007年の強風脱線事故で大破・廃車という、あまりにも残酷な最期でした。
残る4両は、1501がリニューアル工事を受けてクロハ481-3020として新潟のR28編成へ。1502・1503は長野のジョイフルトレイン「彩」に組み込まれ、1508だけが工事を受けず原型として残りました。運転室上部にあるライトが二つ目になっている(通常は一つ目)のですぐにわかります。大雪の中でも視認できるよう用意された二つ目ライトは、現在も新潟で存在感をアピールしています。












各車両はこんな感じです。
(編成:新ニイT18)クハ481-1508+モハ485-1074+モハ484-1074+モハ485-1082+モハ484-1082+クロハ481-1029 →秋田

「いなほ」のヘッドマーク。文字通り稲穂をかたどったイラストです。やはり、LEDよりも、見やすい幕式のほうが味わいがあっていいですね。

18時49分。T18編成は「いなほ11号」として酒田へ向かって発車していきました。

時を同じくして、485系を種車に持つ「きらきらうえつ」が回送されていきました。
時間的に夕ご飯が厳しくなったので、次の列車までホームに残ることにしました。


1番線に115系の柏崎行きが停車中。

2番線には越後線吉田から来た115系が入ります。

所は変わりまして、8番線に村上行き、9番線には柏崎行きが停車中。
ここまで見て、「おやっ?」と思った方もいるでしょう。そう、この時間には、1番線と9番線の2箇所に柏崎行きが停車しています。もちろん、ちゃんと別の編成です。

タネはこちら。1番線の柏崎行きは越後線経由(吉田回り)、9番線の柏崎行きは信越本線経由(長岡回り)となっています。越後線は吉田を境に系統が分かれていますし、信越本線も長岡で系統が分かれているので、どちらの柏崎行きも珍しい列車です。経由地を見ればわかるにはわかりますが、ほぼ同時刻に同じ行き先の電車を発車させたら混乱を招く元になると思うのですが……


こちらが信越本線経由柏崎行きの車両です。先頭からN-16編成+N-26編成となっていました。

特筆すべきはN-26編成のクハ115-1601。サハ115形1000番台からの改造先頭車の一員ですが、1600番台はこの1両しかいません。このタイプにはクハ115形1500番台があり、新潟でも一部のL編成に組み込まれています。同じ車両を種車としながら番号が違うのは、1601にはトイレがついているからです。サハ115にはもともとトイレがありません。新潟の115系は新潟側(信越本線基準)先頭車にトイレがありますが、1601はこの位置に持ってくるためにトイレをつけることになり、一両しかない珍番台が生まれたというわけです。
ちなみに、9番線に停車中のクハ115-1601はトイレがホームと反対側にあるので、トイレ付近の独特の窓配置は見られず……


もう1両いた珍しい車両は、ゾロ番号のモハ114-1111です。数字がそろっていて綺麗ですね。
(編成:新ニイN16+N26)クモハ115-1051+モハ114-1071+クハ115-1601+クモハ115-1063+モハ114-1111+クハ115-1075 →柏崎

19時に村上行きが発車します。8番線の村上行きはS-14編成+N-7編成という顔ぶれ。今朝方石打を出るときに乗った編成でした。

19時2分。今度は信越本線経由柏崎行きが、越後線経由柏崎行きの後を追うように発車します。柏崎までは信越本線のほうが15キロほど長いですが、信越本線経由のほうが2分速く到着します。やはり、線路の格の違いでしょう。

テールライトが夜闇に消えていきます。

1番線に戻って、2番線に停車中の白新線新発田行きを撮影。L-5編成は両端が2000番台、中間が0番台ユニット、冷房がAU712(分散式・他は集中式のAU75型)と、どこをとっても異端な編成です。

L-5編成の最後尾・クハ115-2129。元は身延線用に製造された車両で、115系でも最後のほうの車両です。身延線では(←)クモハ115-2000+モハ114-2600+(←)クハ115-2100+クハ115-2000(→)((←)は運転台の向き)と、クハ2両が背中合わせとなるへんてこな編成でデビューしました。その後の短編成化で、中間のクハ115-2100は全車両が新潟に移動してきましたが、残る車両は方向転換をしたうえでクハ115形2000番台(既に広島に存在したため、続番となった)に改められたため、2100番台としては唯一の存在です。
続番の2000番台車両は、実はL5編成の反対側の先頭にいたりします(クハ115-2039。元クハ115-2128)

村上からやってきたL-2編成が隣の1番線へ入ります。L-2編成もモハ115からの電装解除改造先頭車・0番台ユニット・2100番台を方転した2000番台と、突っ込みどころ満載の編成です。
(編成:新ニイL5) クハ115-2129+モハ115-130+モハ114-116+クハ115-2039 新発田・村上→
(編成:新ニイL2)←新潟 クハ115-553+モハ115-116+モハ114-102+クハ115-2040

上から見たL-2編成(左)とL-6編成(右)。
と、3番線がにわかに活気付きだしました。

見に行ってみると、そこにはSLの姿が! 会津若松からやってきた「SLばんえつ物語」です。所定では19時丁度着となっていますが、磐越西線のほうで遅れがあったようです。

既に回送準備に入り、火は落とされていますが、SLの貫禄は落ちていません。

「ばんえつ物語号」の新名物の展望グリーン車。2012年にリニューアルした際に新しく作られた車両です。先頭部分がガラス張りの展望室になっていて、グリーン車の客だけが入れます。

5号車にある「オコジョルーム」。オコジョは「ばんえつ物語」のマスコット的な存在で、オコジョルームの中はオコジョでいっぱいだとか。

1番線に戻ると、L-2編成が発車するところでした。

後追い。

2番線のL-5編成も19時20分の発車を待ちます。

3番線に戻ると、「ばんえつ物語号」の最後尾にEF81がドッキング。どうやらこれで新津(※)まで回送されるようです。柏崎行きを見送るあたりからEF81が待機しているのは気づいていましたが、それはこのためだったのです。
(※新津……客車・気動車は新津に、電車は新潟に配置)

2番線のL5編成をロングレンジから。

8番線に向かうと、19時25分発の長岡行きが既に入線していました。


後方4両はL-14編成。ここには貴重なサハ115の1000番台がいます。サハ115形1000番台は元々数が少ない上に、大多数が先頭車に改造されてしまったため、現在はL-12~L-14編成に含まれる3両(それぞれ1006・1008・1002)しかいません。この3本はサハ115が入るために、クモハ115-モハ115-サハ115-クハ115という変わった編成になっています。

前方2両はS-4編成。どちらも改造先頭車の2両からなります。この編成にはトイレがついていないため、増結が前提となります。S編成15本のうちトイレなしの編成はあわせて8本います。
(編成:新ニイS4+L14)クモハ115-1049+モハ114-1068+サハ115-1002+クハ115-1090+クモハ115-1533+クモハ114-1504 →長岡

8番線は他のホームとの距離があるので、先頭は静けさに包まれています。一番近い改札(万代口中央改札)から200メートル近く離れているので、むべなるかなという思いはありますが。

19時29分、空いていた9番線に上沼垂色の485系が現れました。快速「くびき野5号」です。

新潟に着いた「くびき野」は27分後に「くびき野6号」として折り返します。

長岡行きの出た8番戦には19時40分発の村上行きが到着。

信越本線のリニューアルN編成+通常N編成の普通列車も到着。この時間はE127系の姿はなく115系列車の独壇場となっています。いくらロングシートでも2両編成では扱い辛いようです。夕方ラッシュということで軒並み5・6両となっています。

さて、次に乗る列車ですが、もちろんこのT16編成の「くびき野」……ではなく、

115系の村上行きで村上に向かいます。
どうしてこんな時間に再び北上するのか、その理由は次回で。
1日目 (静岡→戸田公園→高崎→越後湯沢→石打)
2日目 (石打→長岡→青海川→長岡→新潟→新発田→新津→新潟→)府屋→新潟
↑ ルートが長いわりに省略できない……だと……!?

「きらきらうえつ」に乗り、本日2度目の新潟駅にやってきました。
時刻は18時40分。さすがに8月末にもなると日は暮れてしまっています。とはいえ、まだまだ宿には戻りません。もう少しだけ乗ってから宿に向かうことにします。
いろいろあって次の列車までは1時間ほど空いていたので、その間に夕食を――と思っていたのですが、

向かいの3番線に停車中だった「いなほ11号」を見て足を止めてしまいました。

なんと、国鉄色のT18編成だったのです!!
T編成の中でも、T18編成だけは別格の存在です。
他のT編成(T11~T17)は上沼垂色ですが、このT18編成は堂々たる国鉄色になっています。数年前までは予備編成のため光の当たらない存在でしたが、国鉄色になり一躍有名になりました。現在も予備編成であることに変わりありませんが、新潟の485系特急はかつかつな運用となっているため、予備のはずのT18編成もしばしば特急として走ります。また、K編成と同じく首都圏乗り入れ用のATS-Pを装備しているので、首都圏に臨時列車として乗り入れることもできます。

T18編成のもうひとつの特徴と言えば、6号車のクハ481-1508。現在唯一原型で残る1500番台の車両です。
485系1500番台は本来北海道の函館本線を走る特急「いしかり」(札幌~旭川:現在の「スーパーカムイ」の前身)のために開発された車両です。それまでの急行「かむい」「さちかぜ」を格上げするにあたり、「いしかり」専用の車両として開発が進められました。北海道と言う極寒地で使用するためあらゆる防寒対策が施されましたが、そこは試される大地北海道。冬になったとたんに機器のわずかな隙間から入った雪で故障が頻発し、製造後たった6年で781系に変わる形で北海道を去ることになりました。
その後、1500番台は1000番台に混じって北東北での活躍を始めました。485系1000番台は『485系の完成形』とも言われるほどの完成度と美しさを誇りますが、そのベースには北海道で失敗した1500番台が含まれているため、両者の連結は容易でした。しかし、モハユニットは2002年を持って全て廃車。残るクハ8両のうち、1504~1507の4両は既に廃車となっています。特に、1506はリニューアル改造でクハ481-3506に改造されるも、2007年の強風脱線事故で大破・廃車という、あまりにも残酷な最期でした。
残る4両は、1501がリニューアル工事を受けてクロハ481-3020として新潟のR28編成へ。1502・1503は長野のジョイフルトレイン「彩」に組み込まれ、1508だけが工事を受けず原型として残りました。運転室上部にあるライトが二つ目になっている(通常は一つ目)のですぐにわかります。大雪の中でも視認できるよう用意された二つ目ライトは、現在も新潟で存在感をアピールしています。












各車両はこんな感じです。
(編成:新ニイT18)クハ481-1508+モハ485-1074+モハ484-1074+モハ485-1082+モハ484-1082+クロハ481-1029 →秋田

「いなほ」のヘッドマーク。文字通り稲穂をかたどったイラストです。やはり、LEDよりも、見やすい幕式のほうが味わいがあっていいですね。

18時49分。T18編成は「いなほ11号」として酒田へ向かって発車していきました。

時を同じくして、485系を種車に持つ「きらきらうえつ」が回送されていきました。
時間的に夕ご飯が厳しくなったので、次の列車までホームに残ることにしました。


1番線に115系の柏崎行きが停車中。

2番線には越後線吉田から来た115系が入ります。

所は変わりまして、8番線に村上行き、9番線には柏崎行きが停車中。
ここまで見て、「おやっ?」と思った方もいるでしょう。そう、この時間には、1番線と9番線の2箇所に柏崎行きが停車しています。もちろん、ちゃんと別の編成です。


タネはこちら。1番線の柏崎行きは越後線経由(吉田回り)、9番線の柏崎行きは信越本線経由(長岡回り)となっています。越後線は吉田を境に系統が分かれていますし、信越本線も長岡で系統が分かれているので、どちらの柏崎行きも珍しい列車です。経由地を見ればわかるにはわかりますが、ほぼ同時刻に同じ行き先の電車を発車させたら混乱を招く元になると思うのですが……


こちらが信越本線経由柏崎行きの車両です。先頭からN-16編成+N-26編成となっていました。

特筆すべきはN-26編成のクハ115-1601。サハ115形1000番台からの改造先頭車の一員ですが、1600番台はこの1両しかいません。このタイプにはクハ115形1500番台があり、新潟でも一部のL編成に組み込まれています。同じ車両を種車としながら番号が違うのは、1601にはトイレがついているからです。サハ115にはもともとトイレがありません。新潟の115系は新潟側(信越本線基準)先頭車にトイレがありますが、1601はこの位置に持ってくるためにトイレをつけることになり、一両しかない珍番台が生まれたというわけです。
ちなみに、9番線に停車中のクハ115-1601はトイレがホームと反対側にあるので、トイレ付近の独特の窓配置は見られず……


もう1両いた珍しい車両は、ゾロ番号のモハ114-1111です。数字がそろっていて綺麗ですね。
(編成:新ニイN16+N26)クモハ115-1051+モハ114-1071+クハ115-1601+クモハ115-1063+モハ114-1111+クハ115-1075 →柏崎

19時に村上行きが発車します。8番線の村上行きはS-14編成+N-7編成という顔ぶれ。今朝方石打を出るときに乗った編成でした。

19時2分。今度は信越本線経由柏崎行きが、越後線経由柏崎行きの後を追うように発車します。柏崎までは信越本線のほうが15キロほど長いですが、信越本線経由のほうが2分速く到着します。やはり、線路の格の違いでしょう。

テールライトが夜闇に消えていきます。

1番線に戻って、2番線に停車中の白新線新発田行きを撮影。L-5編成は両端が2000番台、中間が0番台ユニット、冷房がAU712(分散式・他は集中式のAU75型)と、どこをとっても異端な編成です。

L-5編成の最後尾・クハ115-2129。元は身延線用に製造された車両で、115系でも最後のほうの車両です。身延線では(←)クモハ115-2000+モハ114-2600+(←)クハ115-2100+クハ115-2000(→)((←)は運転台の向き)と、クハ2両が背中合わせとなるへんてこな編成でデビューしました。その後の短編成化で、中間のクハ115-2100は全車両が新潟に移動してきましたが、残る車両は方向転換をしたうえでクハ115形2000番台(既に広島に存在したため、続番となった)に改められたため、2100番台としては唯一の存在です。
続番の2000番台車両は、実はL5編成の反対側の先頭にいたりします(クハ115-2039。元クハ115-2128)

村上からやってきたL-2編成が隣の1番線へ入ります。L-2編成もモハ115からの電装解除改造先頭車・0番台ユニット・2100番台を方転した2000番台と、突っ込みどころ満載の編成です。
(編成:新ニイL5) クハ115-2129+モハ115-130+モハ114-116+クハ115-2039 新発田・村上→
(編成:新ニイL2)←新潟 クハ115-553+モハ115-116+モハ114-102+クハ115-2040

上から見たL-2編成(左)とL-6編成(右)。
と、3番線がにわかに活気付きだしました。

見に行ってみると、そこにはSLの姿が! 会津若松からやってきた「SLばんえつ物語」です。所定では19時丁度着となっていますが、磐越西線のほうで遅れがあったようです。

既に回送準備に入り、火は落とされていますが、SLの貫禄は落ちていません。

「ばんえつ物語号」の新名物の展望グリーン車。2012年にリニューアルした際に新しく作られた車両です。先頭部分がガラス張りの展望室になっていて、グリーン車の客だけが入れます。

5号車にある「オコジョルーム」。オコジョは「ばんえつ物語」のマスコット的な存在で、オコジョルームの中はオコジョでいっぱいだとか。

1番線に戻ると、L-2編成が発車するところでした。

後追い。

2番線のL-5編成も19時20分の発車を待ちます。

3番線に戻ると、「ばんえつ物語号」の最後尾にEF81がドッキング。どうやらこれで新津(※)まで回送されるようです。柏崎行きを見送るあたりからEF81が待機しているのは気づいていましたが、それはこのためだったのです。
(※新津……客車・気動車は新津に、電車は新潟に配置)

2番線のL5編成をロングレンジから。

8番線に向かうと、19時25分発の長岡行きが既に入線していました。


後方4両はL-14編成。ここには貴重なサハ115の1000番台がいます。サハ115形1000番台は元々数が少ない上に、大多数が先頭車に改造されてしまったため、現在はL-12~L-14編成に含まれる3両(それぞれ1006・1008・1002)しかいません。この3本はサハ115が入るために、クモハ115-モハ115-サハ115-クハ115という変わった編成になっています。

前方2両はS-4編成。どちらも改造先頭車の2両からなります。この編成にはトイレがついていないため、増結が前提となります。S編成15本のうちトイレなしの編成はあわせて8本います。
(編成:新ニイS4+L14)クモハ115-1049+モハ114-1068+サハ115-1002+クハ115-1090+クモハ115-1533+クモハ114-1504 →長岡

8番線は他のホームとの距離があるので、先頭は静けさに包まれています。一番近い改札(万代口中央改札)から200メートル近く離れているので、むべなるかなという思いはありますが。

19時29分、空いていた9番線に上沼垂色の485系が現れました。快速「くびき野5号」です。

新潟に着いた「くびき野」は27分後に「くびき野6号」として折り返します。

長岡行きの出た8番戦には19時40分発の村上行きが到着。

信越本線のリニューアルN編成+通常N編成の普通列車も到着。この時間はE127系の姿はなく115系列車の独壇場となっています。いくらロングシートでも2両編成では扱い辛いようです。夕方ラッシュということで軒並み5・6両となっています。

さて、次に乗る列車ですが、もちろんこのT16編成の「くびき野」……ではなく、

115系の村上行きで村上に向かいます。
どうしてこんな時間に再び北上するのか、その理由は次回で。
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