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今日

rさんと二人きりになった



いつもhちゃんをはさんで接していたので初めてのことだ



これからのことをいろいろ話し合いながらも

同時に距離感をはかっていたので


ちょっと疲れてしまったが必要な時間だったのだろう





とりあえず



私の腹は決まった




彼女は私の新しいオーナーになる



自分に約束した45才までの残りの時間



彼女に差し出すことに決めた



まだはかり知れぬとこもあるが嫌いじゃない


熱意と勢いと明るさがいい



強さも


ちょっと悪そうなとこも(笑)




やるからには全力で


楽しく実り多い時間にしたい






決算処理は一応終了



やれやれ



ささ



つぎつぎ








あと5日


心こめて

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時々

うちのパートナーは「クソ野郎」になる



あのモードの時は

ほんとっクソ野郎で


ほんとっもうっ

置き去りにしてやろうかと思うけど





夢うつつで眠りかけのその手に

ハンドクリームをすり込みながら



えらいね

よう頑張ってるね


と優しい気持ちになってしまう



硬く荒れた手




よう頑張っとる




ただ

自分だけが頑張ってる気分になるのが難なだけ




思い上がったらいかん





お金にならぬゴミみたいな雑用にキリキリさせられとる女たちを甘くみてはいかん

それはそれで重要な使命なのだ

投げることなく淡々と続けること

あなたには出来ない強さ





浅はかな大人たちも

いったん敵に回せば手強いのは間違いない


ニヤニヤ笑って足元をすくわれることになる

なめたらいかん



ガキがおおもんたれたって

大人のずるさに勝てやへん



勝ちたいなら

静かに

気がついたら追い込まれとったという押さえかたでいかんと


感情で動く奴には勝てん

理不尽には正攻法では勝てん





四六時中ひとつことにとらわれるのは能力が足りないからだ


出来るやつは頭を切り替え

平行に複数のことをこなしていく


ちゃんと

生きる喜びも確保したうえで





私は

そこに

いきたい




ひとつことしか出来んやつになりたくない


あなたにも

なって欲しくない




パートナー


だから




頑張ろう


あと少し

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久しぶりに来客なし



パートナ念願の散髪に街へ




久しぶりの短髪



かれこれ7年ぶりだそう



いつの間にか

そんなにも




少し若返ったようだ




なんか…かわいぃ(笑)

まだ見慣れなくて

つい盗み見てしまう







短髪にするときつく見えるからと長くしていたのだが

もう全然きつく見えない



加齢で顔立ちが変わったんだろうな



残念なことにすっかりきっちり二重瞼になった






どんな風にしようか？と聞かれた時

私は「吉川晃司みたいなん」と言っておいた

それは髪質が違いすぎて無理やろという結論にいたったのだが



もう少し短め

ソフトモヒカンというやつ？になっていて

だけど白髪がいかしてある



そこよ

私の希望




やっぱりあの美容師の子うまいと思う




今回

彼は私の行く美容院に行った



いつもの所に行く時間と気力がなかったようだ



でも


すごくすごく

切りたいようだったので提案したら簡単にのった

よほどだったのだろうな



でも

正解と思う

似合っている



ただ

真ん中に道がある

センターパーツは長髪の後の弊害

たとえボウズにしても1ヶ月は直らないらしい


セットが必須

と





帰りの車の中

「さあ

とりあえず髪は

さっぱりした


これから…

どうするかな」


と言った




変わろう

切り開こう


としているか








ランチは久しぶりに中華で


鶏の甘酢あんかけ


牛肉の五目炒め




定番だけど


本物


美味しかった

だから食べ過ぎた



しかし昔あのランチセットなら

単品を追加して

ご飯おひつごとおかわりしていたもんだ



もう

そんなには食べられない

と



ここも加齢





彼のカットの間

私は街を散策

路地

縦横全部まわってみた


知ってはいたがそれでも驚くほどあの街は寂れた

シャッター通りだ






ケーキ買って帰宅

美味しかった

でもボリュームに負ける


ここも

加齢

と







なんか


良い１日




久しぶりの休日らしい休日






さあ

私は

あと8日




画像。


こないだ買った本


かわいくて楽しい



こないだ買ったCDは

レディガガとエミネムとユーミン…



私

どうした？

どこにいこうとしている？




ユーミンは途中で止めてしまってまだ聴き終えていない

無理だった




たぶんまだ

戦闘モードなの



そもそもCDなんてほとんど買わない




私は


のろう

のせよう

のりきろう



としている

か

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今朝

バタバタと出かける用意をしていた仕上げの最後あたりで

突然、私は

「急ぐのをやめた」


流しに残したままにしようとしていた食器をおもむろに洗い

もういちど髪を梳かし

もくもく洗濯物を干し

戸締まりをして



いつもより15分遅れて出発



車のスピードも歩く速さも

いつもより少しペースをおとして



１日を終える頃

15分の遅れはなんてことなくいつの間にか消えていた



「無駄に疲れないこと」



しばらく意識して心がけてみよう








あのカップル


陽気に熊手持って新聞に載った写真をあげていた

あれを見たとき

なんか…馬鹿馬鹿しくなったのだった



どこまでも自分優先にしか考えない彼らは

あんなに単純に陽気に暮らしてる


あれ

見習うとこあるんやないか？

あれはあれで

幸せそうやないか？


彼らには誠意がないが

ブレもない






私ら無駄な労力かけすぎだよね

どうでもよい物事やどうでもよい人たちに


いやもちろんその無駄の中には

大事なことも大好きなことも含まれているのだけど



もっと絞るべきなのだろう


１人の持ち分は限られている





画像。

例のパンで日曜日の朝に作ったサンドイッチ

美味しかった


やっぱりあのパンは生パンで食べるほうが良い



おばあちゃんのサンドイッチを懐かしく思う


焼豚

砂糖と塩であえた卵


あれ

美味しかったよな


今頃しみじみ思う


おばあちゃんは料理上手だったんだな


ごく普通のもので少し他所と違っていた



汁そば

コロッケ

うま煮に煮しめ


肉が入ったら「うま煮」

肉なしなら「煮しめ」


もっといろいろ

あったんだろな


あの頃の私は偏食で解らなかった


残念なことだ

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正直

もう料理を仕事にしたくない



飽き飽きで

うんざり



なのに

逃れられぬこの流れの

押しと早さったら



やはり翻そうかと思うが度に

より強くおしやられる



私は

とうとう観念しつつある






彼女の語ったビジョンの中


これは？


と思うことが一つあって



ああもしかして

そこに学ぶべきテーマがあり私はこれをやらされるのかも

と思った


それは

丁寧さとか

きれいさとか


あとひとつ

惜しいあれこれ



私に欠けているもの



ああまた私ったら

進化しちゃう？(笑)



積んで重ねて

いつか

生かせる日は来るのか？










彼女はやってきて

開口一番


なにこれ？？

この店空気が澱んでいる

と言った




彼女もなんらかの勘の良さを持っているか


その日私がオーナーに書かせることになったあの紙

白い紙に黒字だけのお知らせは

葬式の案内のようだった

時期と必要に迫られ促した



仕方なく



空気を重くしたくなくて軽く切り出したが

実際目にすると切なかった



それは皆の気持ちを沈ませ




その残像をとらえた勘の良さか


それとも


店が彼女を拒否しているのか



どちらだろうね






yお母さんったら

そのしでかした愚かさったら


馬鹿じゃわこの人

と心が言った

心の声が人に聞こえなくて良かったと思うのはこんなとき



馬鹿じゃない

浅はか

だな



どんなにお世話になっていても

パートナーを傷つけた者にひどく冷酷になるのは私の悪い癖だ



フェアじゃないけど

それでよいと思っている



実際に何かのアクションをおこすわけではない



心が寄り添い庇うだけだ








閉店のお知らせを告げると

あのおばあちゃんは

「それで…

どこか別の場所でしてくださるの？」

と言った



涙がこぼれそうだった



実際


後に

こぼれた





そういう部分が自分に残っていたことに軽く驚く





表面は静か



でもその内側が騒いでいるこのころ



あと少ししたら


凪ぐだろうか