「銀婚式」
とうとう。
無事に。笑
。
キャンドル携えて
初めての外キャンプ
それは私が望んだこと
仕事としての「キャンプ」
その次のステップの為に必要と考えたのもあるけど
私は
この日を
特別なものにしたかった
そして
特別なものになった
。
私は「行きたい」
と言っただけ
そこからのプロデュースは
全てパートナー任せ
ありがたいことです
。
最高のお天気
100を超えるサイトを持つキャンプ場
まさかの貸し切り状態で
平日休みって本当にやめられない
。
なぜか急ぐ必要もないとこで焦れたり
とげとげ言ったり
そのあげく
セッティングに疲れたか
アルコールが過ぎたか
早めに酔いつぶれてしまったパートナーの横で
ブラックなことを考えたりもしたが
一眠りして起きて
まだ揺れるほど酔っていたパートナーは
次第にラブリーさを取り戻し
世が明けて片付ける頃には
やわらかくなっていて
「片付けるその時間もキャンプなのだ」と言い
のんびりくつろいでいるように見えた
やること無さすぎて
お片付けを手伝う
その感じが
気持ちよかった
とろいことしても
いつもほど叱られなかったし。笑
イスに並んで
ひと休みしている時
太陽の光を手のひらに浴びるとよいのだと言うから
二人して
手のひらと
足のうらを
朝陽にかざす
つきほしひーと
また
鳥が鳴く
なんか
すごく
よかった
。
つきほしひー
と鳴く鳥は
うちらの方のと節が違った
。
翌日訪れた併設の公園は
予想を越える規模で
全てを見るのは早々に諦め
ポイントだけおさえることにする
池のそばでコーヒーを飲んでいるところに
父から電話があり
会話の成り行きの中で
「ある意味、理想のかたちなんかもしれんの」
と言ってくれた。
やっと
認められた気がした
理想のかたちって沢山ある
全てのパターンに
もれなく正解が用意されているのかもしれなくて
それを引き出せるかどうかは
努力と…
運なんかもしれん
周りの人と
。
花畑を抜ける道を歩いて
意外なほどにテンションがあがる
白と淡いピンクのグラデーションの
八重咲きのチューリップは
結婚式の飾りメインにパートナーが選んでくれたものと同じで
髪飾りもブーケもそれで
時期が同じなのだから当たり前といえば当たり前だけど
やっぱり
ふんわり嬉しくて
相変わらず
スマートとは言い難いが
パートナーと過ごす時間は独特で
良くも悪くも
この男だったからこそ
今の私がいるのだと思った
しゃあないね。
正直
きりがよいから
ここで終わることも考えた
自由になりたかったし
自由にしてあげたかった
でも
まだ
いえ
もう
じたばたしながらも
行けるとこまで
一緒に行きましょう。
。
画像。
あみぐるみのくまの背中の哀愁。
最後になった数字。
お花畑。