削れかけのルーンを転がし

人からのいろんな相談を受ける事
しばしばですが，そんな時ぼくの
64種類の隠し芸のひとつとして
ルーンを使った占いをやることが
あります．だがしかしですねえ．
今のとこ手持ちのルーンは二種類，
イチイの木を削って作ったものと
リンゴの木を削ったもののふたつ．

イチイの方がシャープな印象を
持つのですが，このうちのひとつ
ピースをなくしてしまいまして．
25枚ワンセットで占うものなので
ひとつ落とすともう全部使えない．
リンゴの方はいい結果が出てくる
ことが多い気がしますが，どうも
甘い子ちゃんな気がいたします．

水晶とかの削り出しでルーンの
セットがあるといいんですが，
そのようなものは流通してません．
自分で作るのも大変だろうし，
なにより元になる25枚のタイル状
水晶を調達するのにいかほど金が
かかるものやら．まあ占いなど
気合い一発なところもあるので，
カードにルーン文字をペンで描き
代理にする事はできます．が，
占いの神秘性や説得力は一気に
下降線を描きます．やれやれふぅ．

新しいタリスマンでもどこかから
仕入れるかなあ．うーむ．しかし
趣味の時間に費す金はもう少し
控えめにしておかなくてはですな．

…やっぱりしばらくは木でいいか．