4月22日はあいにくの小雨模様。
太鼓は湿気に弱いので、
地すべり資料館内での演奏会となりました。
斜面一帯のシバザクラがちょうど見頃の時期、
小雨にもかかわらず
館内はシバザクラ見物もかねてのお客様で満員。
中に入れずに
外から窓越しに聴かれた方も多く
200名近くの方にお出でいただきました。
和太鼓「さつき」演奏会
演奏曲は
♪「アゲハの舞」
♪「清流」
♪「八つ映え太鼓」(個人技)
♪「生き生き囃子」
アンコールは「ゆりの会」にちなんで
「ゆりの曲」
ねじりハチマキはっぴ姿が威勢良く、
とってもかっこいい!!皆さん。
お歳を感じさせません!!
リズミカルなバチさばき、
飛び跳ねたり回ったりの動きあるパフォーマンスは
いっしょに踊りたくなるような楽しさいっぱい。
お腹の底まで響く太鼓の迫力ある音は
心の澱みが飛ばされるようでとても爽快な気分!!
あっという間の45分間でした~
短時間でしたが
太鼓の体験演奏もあって
ちびっ子ちゃんやお年寄りの方も
めったにない経験に大喜び。
この日、近くで見て聴いて触れて
太鼓の魅力にはまった方も
たくさんおいでだったのではないでしょうか。
阪神・淡路大震災で被災し荒れ地となったこの地が
地域ボランティアの力で
こんなに綺麗になったことを多くの方に知っていただきたい・・
元気な太鼓演奏で
東北で被災された皆様にエールを送りたい・・
との思いで開催した和太鼓演奏会。
少しでもこの思いが届きますように・・・
和太鼓「さつき」の皆様、
足下の悪い中おいで下さった皆様、
有り難うございました!!
4月22日毎日新聞阪神版
神戸新聞
和太鼓演奏、東北にエール 西宮・地すべり資料館
阪神・淡路大震災によって34人の犠牲者を出した兵庫県西宮市仁川百合野地区の「地すべり資料館」で22日、和太鼓演奏会が開かれた。
住民ら約150人が訪れ、迫力ある太鼓の響きを楽しんだ。
同地区の緑化活動ボランティアグループ「ゆりの会」が、昨年まで毎年1月に開いてきた阪神・淡路の追悼コンサートに代わって初めて企画。
「震災を語り継ぎ、東日本大震災の被災者にエールを」と、跡地に植えられたシバザクラの見ごろに合わせたが、あいにくの雨のため室内で開かれた。
演奏会には、西宮などで活動する「和太鼓さつき」の約20人が出演。
「アゲハの舞」など5演目を披露した。
参加者が体験するコーナーもあり、子どもや高齢者らが、
リズムよく太鼓をたたいていた。
近くに住む女児(7)は「演奏がとても上手でびっくりした。
東北のみなさんに私たちの気持ちが届いたと思う。
太鼓をたたいてみたら、おなかに響いて気持ちよかった」と笑顔。
同会の郷上勲代表(71)は
「震災を経験して、人と人のつながりや地域の絆の大切さを学んだだけに、大勢の方が来てくれてよかった」と話していた。(金山成美)
(2012/04/23 09:15)
よろしくお願いします。