SHINWA STAFF BLOG

シンワ会計社の職員がリレー形式で綴ります。

高地トレーニング

2017-09-19 17:21:34 | 日記
三連休を利用して、長野の蓼科高原に旅行に行ってきました。
といってもこれといった目的があるわけではなく、泊まる場所だけ確保して、後はノープラン、その時の気分次第です。

私はこれからのマラソンシーズンに向けて、朝練と午後練とみっちり走り込み、まるで学生時代の合宿のごとく走り続けました。
現地は標高1500mの高原で酸素濃度は地表のおよそ85%。普通に生活する分には全く気になりませんが、長い距離を走るとやはり息が切れます(その理由が高地ゆえか単純な運動不足なのかは定かではありませんが・・・)。

フラット(平坦)なコースなら走りやすいのですが、高原ということで強烈なアップダウン。
日ごろ出るマラソン大会はアップダウンの無いほとんどフラットなコースなので、久しぶりに足にきました。

山道ではないですが、気分はトレイルランニングです。下りは気持ちよく走れるものの、登りはやはりきついです。
代謝が落ちて体重が増えている分、昔に比べると重りをつけて走っているようなものですね。

ところで、今の時代、技術の発展でGPSを利用したランニングのアプリなどもバラエティに富んでいます。
今回不覚にもGPSウォッチを忘れてしまったため、スマホに以前インストールしたランニングアプリを起動させながら走りました。
ペース、軌跡、高低差、心拍数など全て出ます。


ポケモンGOなども採用していますが、GPS技術の発展は恐るべしですが、これは裏を返せばいつどこで何をしていたのかが丸わかりということ。
ハイリスクハイリターンですね(笑)

最近は運動不足だったので、今回の三連休での走り込みはいいきっかけになりそうです。
今年のマラソン参戦予定は10月29日の水戸マラソンと、12月17日の台北マラソンですが、去年初めて挑戦した初マラソンではいわゆる30キロの壁にぶち当たって途中から歩行に切り替わってしまいました・・・
今年は42.195キロを走り切ること、なおかつ初心者の壁である4時間が切れるよう、さらに鍛えることとします!



税理士法人シンワ会計社 K・I


にほんブログ村 士業ブログ 税理士へにほんブログ村



税理士法人 シンワ会計社



ご相談はこちらのメールフォームからお気軽にお問い合わせください。













ブレイクスルー

2017-09-11 20:45:35 | 日記
表題のブレイクスルー、これはある一つの障壁となっていたものの突破をすることです。

平成29年9月9日、東洋大学の桐生選手によって日本のスポーツ史に残る偉大なブレイクスルーが達成されました。
破れそうで破れなかった10秒の壁、ついに桐生選手が破ってくれました!
陸上競技をやってきたものとして、同じ日本人として誇らしく思います。

これがその時の会場の様子です。

日本人初9秒台 桐生祥秀 9”98

現地にいた人が撮影した動画がYOUTUBEにアップされていました。
興奮が伝わって来ます!

2013年、当時高校三年生の織田記念で10.01(+0.9)の当時日本歴代二位(高校記録、実質的に世界Jr新)を記録して、一躍時の人に!
インターハイを制し、その直後のモスクワ世界陸上にも高校生で出場し、この勢いのまま、10秒の壁を突破するんだろうなぁ、と考えていました。
しかし、10秒0台をコンスタントに出すものの、なかなか10用の壁を破れず、その間に強力なライバルも出現しました。
特に今年に入ってからはJrのサニブラウン選手や、同じ学生の多田選手など強力なライバルが一気に力をつけ、ロンドン世界陸上も個人での出場はかなわず、正直このまま伸び悩んでしまうのか、と失礼ながら思っていました。


そんななか、母校の東洋大学のユニフォームを着て走る最後の100mで、今までの鬱憤をを晴らすような見事な走りで悲願の9秒台!
一人挟んだ隣のレーンには、世界陸上のリレーメンバー多田選手、多数のマスコミ、絶好の追い風(+1.8)にも恵まれ、環境は最高の舞台でしたね。
インタビューを聞くと左足が万全ではなかったというものの、いい意味で開き直れた結果かもしれないです。

遅かれ早かれ誰かが9秒台を出すのは、まず間違いないと思っていましたが、個人的には桐生選手が最初の突破者で本当によかったと思います...
今いるトップアスリートの誰よりも早く注目され続け、誰よりも苦しみ、一番をプレッシャーを感じてきた選手が、やっと報われた瞬間、本当に感動しました。今後多くの選手が9秒台で走るでしょうけれども、一番最初には一人しかなれませんから。スポーツの神様は粋な計らいですね。


従来の日本記録は1998年、バンコクで開催されたアジア大会で伊東浩司さんが出した、10.00。詳しい人はご存知と思いますが実はこの時、速報タイムは一度9.99で止まったんです。当時中学生でしたが、陸上部で走っていたので大興奮したのを鮮明に覚えています。
その後、正式タイムで10.00に訂正され、その記録がおとといまで19年間破られずにいたんですよね。
ちなみに同大会の400mリレーで日本代表は金メダルをとりますが、その時のメンバーには桐生選手のコーチの土江さんも入っていました。

たらればの話になってしまいますが、この時の日本記録が9.99であれば、朝原さんや末續さん、それ桐生選手や多田選手ももっと早く9秒台を出せていたのではないか、と思います。0.01のタイムはトップアスリートの最高速であれば、距離にしてわずか10センチ弱。ですが、歴代のトップアスリートもこの10センチを縮めることができずに記録更新まで19年かかりました。それほど大きな心理的プレッシャーがあったのかと思うと、走るだけ、跳ぶだけ、投げるだけという人間の基本的な身体能力を極める陸上競技の奥深さを感じます。


桐生選手にとって9秒台は、あくまでも通過点で目標は世界のファイナリスト(決勝進出)とのことです。
東京五輪までに何人の9秒台スプリンターがいるか、そして何人決勝に残れるか、さらには、僕はどうやったらその観戦チケットを入手できるか、今からワクワクがとまりません!

桐生選手、感動をありがとう!
今後のさらなる活躍を期待しています!



税理士法人シンワ会計社 K・I


にほんブログ村 士業ブログ 税理士へにほんブログ村



税理士法人 シンワ会計社



ご相談はこちらのメールフォームからお気軽にお問い合わせください。













突然の訪問

2017-09-04 16:48:51 | 日記
 ある土曜日の夕刻に家の玄関前に人影が立ちました。
 チャイムが鳴りドアを開けるとニッカボッカ(工事関係者のスソが膨らみ足首の締まったズボン)を穿いた中年の男性が立っています。
 人の良さそうな笑顔を浮かべて、「わたしこのあたりで工事をしている者ですが、お宅の屋根を見るとだいぶ傷んでいますネ。」「チョット外から見てもらえますか。」と私を招きました。
 その笑顔につられて私もつい外に出て道路に立つと、男は屋根の頂上付近を指さして「ほら、あそこら辺が傷んでいますヨ。」と言います。しかしこの位置から屋根を見上げても、視力も悪いので何とも判断がつきかねます。日を改めて、屋根に上がってその傷んでいる部分の詳細を説明してもらうこととして、その日は引き取ってもらいました。
 夜になってから奥さんにその話をすると、「ああ!それ、最近このあたりを回っている訪問販売よ。」、「裏のお宅にも来たみたいよ。」と言います。そしてさっそく裏のお宅に伺い情報収集をしてきました。
どうも来たのは同じ業者のようで、多額の見積もりを出されて納得がいかず断ったようです。しかし屋根自体は傷んでいたとのことで、別の業者に依頼して工事をおこない相応の費用も掛かったとのことでした。
ここまで聞いて自分自身に無性に腹が立ってきました。オレオレ詐欺だとか、訪問販売とかには絶対に引っかからない、という自信があったのですが、私は見事に引っかかり掛けていたのです。頭の中に「うちの家も建ってから15年経っているので、そろそろ傷んできても不思議はない。」という気持ちがあったせいでしょうか。
そんな話は鼻からあしらって当然なのに、半分とはいえ、こうも見事に話に乗ってしまうなんて。

口のうまい訪問販売やリフォーム業者に、判断能力が弱くなったお年寄りが被害を受けている事実が良く理解できました。やはり少しでも疑問を感じたら周囲に相談することが大切です。
翌週の土曜日、その男は再び来訪しましたが、他の業者に相談すると言いますとおとなしく帰っていきました。


にほんブログ村 士業ブログ 税理士へにほんブログ村



税理士法人 シンワ会計社



ご相談はこちらのメールフォームからお気軽にお問い合わせください。