SHINWA STAFF BLOG

シンワ会計社の職員がリレー形式で綴ります。

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昔に買った土地の値段がわからない

2018-12-14 11:14:56 | 税務
「父親が昔に買った土地を10年前に相続して、今年売却したのですが、税金はどのようになりますか。」といった質問を受けることがあります。

このような質問を受けたとき、まず頭に浮かぶのは、父親がその土地を買った時の契約書や領収書といった書類が残っているかどうかです。
つまり譲渡所得税を計算するうえで、これらの書類が残っていれば取得費として差し引くことができるのですが、残っていない場合は基本的に売値の5%しか差し引くことができません。相談者にとても不利な取り扱いになります。

そこで買った当時の値段を推測する作業を行うのですが、父親の当時の日記やメモ、相談者の記憶、土地の全部事項証明書に記載された当時の抵当権などの設定状況などを調査します。

一番有力な方法は、国会図書館に行って、買った当時の路線価図を閲覧することです。
昭和30年代の路線価図を調べたところ、売却した土地の部分に、売却した方の姓が記載されていたことがありました。
当時の路線価が確定できました。

この路線価図に記載された路線価から当時の時価を推定し、その値段を日記や記憶、抵当権の設定状況などといった他の資料と突き合わせて、推定時価の合理性を説明する書類を作成します。

その合理性が一応認められれば、その譲渡所得申告は認められることになります。

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積水ハウスが「地面師」に55億円を詐欺被害

2018-10-24 16:44:47 | 社会・経済
最近、積水ハウスに関する報道には驚きました

一流企業といってもよい同社が「地面師」の詐欺に逢い、55億円というとんでもない金額をだまし取られたというものです。
「地面師」とは、土地の所有者になりすまして売却を持ち掛け、多額の現金をだまし取る不動産をめぐる詐欺を行う者のことです。
問題の土地はJR五反田駅から徒歩3分で、廃業した旅館の敷地で広さ約2,000平方メートル、不動産業者からは垂涎の土地だったようです。しかし新聞報道によれば、「地面師」は土地の権利証の原本を見せず、そのカラーコピーを提示するだけだったとか、打ち合わせの際に成りすましていた土地所有者の住所や生年月日を間違えたとか、土地所有者から取引が無効である内容証明郵便が届いたのを「怪文書」として無視したとか、通常では考えられない杜撰さです。
そして法務局から登記申請を却下する通知が届いて、初めて騙されたことが分かったというものです。
何かに憑りつかれていてミスを重ねたとしか言いようがない、といった感じなのですが、基本的なリスク管理をおこなうことの重要性を再認識させられた怖い事件でした。
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記憶力の低下対策

2018-06-14 15:14:22 | 日記
この頃、ものを思い出す力が弱ってきました。
記憶腕力の低下とでも言いましょうか、思い出そうとする内容がサッパリ頭の中に浮かんで来ません。無理やり思い出そうとしても出てこない。少しアキラメの心境です。

しかし仕事上はそうはいかないので工夫をせざるを得ません。
短期記憶(時間的にすこし前の記憶)対策は小さな付せんにメモをして、目前のパソコンモニターの枠にはりつけ、何時も目に触れるようにしています。
そしてメモの内容を片づけると剥がしていきます。
案外、頭の中の記憶装置の代わりとしては都合が良いのです。
付せんが少なくなると、自分の頭の中もスッキリしたような気がします。

少し先に必要となる仕事(来年の今頃、必要となるような書類)は、来年、必ず目を通す必要のある書類の先頭に綴じていきます。
来年の今頃にはきっと忘れているだろうという確信が持てるので、先回りして、来年必ず目に触れる書類の場所に置いておく、という行動です。
自分の行動を予測して、先回りしているようなものです。

仕事柄、多くの書類を扱う必要があるため、膨大な書類に対する対策はファイリングです。書類を項目別に整理して、それぞれにインデックスを付け、目的の書類をすぐに出せるようにする。膨大な内容の事柄も、細分化されて整理されていれば、この記憶力低下の頭でも対応できます。

ここまで書くと、私がいかにアナログ人間かわかるでしょう。
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妙に心に残る歌

2018-06-06 13:40:22 | 日記
今年は今日が母の日でした。
車でラジオをつけたところ、母の日特集で母に関係する歌を流していました。
母に関する歌は、おふくろさんや母に捧げるバラードや母さんの歌などいろいろありますが、今日聞いた歌は、けっこう泣ける。運転しながら不覚にも顔はグシャグシャ。
親が子供を殺めたり、子が親を手にかけたりするニュースが多いこの時勢、皆がこの歌の親子のような心であれば、平和な世の中になるのに。
聞いた歌は、 「母さんの下駄」
インターネットで調べました。次のとおりです。
今まで知らなかったことが若干恥ずかしい。

中山ブン
世界中で一番嫌いなものは 母さんの怒った顔
世界中で一番嬉しいのは  母さんの笑った顔
世界中で一番辛いのは   母さんの泣いた顔

隣のおばさんと出かける時も
父兄会で学校へ行く時も
母さんはいつでも すりへった男物の下駄を履いて行った
これしかないんだから仕方ないって
大きな声で笑っていたけど
ぼくには どうしても 母さんのように笑うことができなかった

新聞紙に包んだ新しい下駄を
両手にかかえて 息を切らして「ただいま!」ってエバって戸を開けたら
母さんは 今日も内職してた
「母さん、これ...」って包みを渡したら
「何だい?」って、少し頭をかしげた
「いいから早く開けてみてよ、ぼくのプレゼントだよ」

包みを開けると母さんは
こわい顔して僕に言った
「お前、これどうしたの?この下駄どこから持ってきたの
いくら貧乏しても、人様の物に手をかけるような子に育てた覚えはないよ、情けない...」
って震えながら下駄と僕をにらんだ

「違うよ母さん、ぼく買ったんだよ」
「うそをつきなさい、おまえにどうして、そんなお金があるの?
こづかいあげたことないのに」
「弁当代ってもらうから、毎日5円ずつ貯めてたんだよ、
タコ糸に通してずうっと前から貯めていたんだよ」

赤いハナ緒の下駄を買いたくて
母さんをびっくりさせたくて内緒にしていただけなんだ
悪いことなんか、ぼくしてないよ
下駄を包んだ新聞紙の上に大きなしずくがポトポト落ちた

「悪かったね」って言って、子どもの僕に何度も何度も頭を下げた
「すまなかったね」って、もう一度言ってあとは言葉にならなかった

僕は初めて、生まれて初めて母さんの涙を見たのは
それは 小学6年生の冬

母さんの下駄 → http://www.youtube.com/watch?v=Hjx2G4RKGO4&feature=related
聞いてください。

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国税庁はマイナンバーカードを見捨てた?

2017-11-14 15:00:30 | 日記
 国税庁は個人納税者の電子申告・電子納税を推進するために、確定申告書を提出する納税者に電子証明書が内蔵されたマイナンバーカードの取得を勧めてきました。
 しかしマイナンバーカードの取得率が国民全体の10%にも満たず、また電子証明書を読み込むためにはICカードリーダという数千円程度の機器が必要なところから、この方式を一旦断念し、新しい電子申告・電子納税の方法を採用することになりました。
 新しい方法とは、まず納税者が税務署で電子申告・電子納税を始める届出書を提出し、本人確認のために免許証等を提示します。それを税務署職員が対面で本人確認をして、IDとパスワードを発行します。納税者は受け取ったIDとパスワードを国税庁のe-Taxに入力して申告・納税ができるという仕組みです。

 これでスマホを使って申告・納税も行えるようになります。マーナンバーカードを取らなければダメ、ICカードリーダを買わないとダメ、では誰も電子申告・納税したいとは考えません。マイナンバー制度を所轄する総務省は前近代的な、ガラパゴス化した方式を国民に無理やり普及させようとしてきましたが、同じ国の役所から反旗が翻ったかたちです。
 しかしこのIDとパスワードが世界共通仕様の方式なのです。この方式は簡易ですし、またパスワードは納税者自身が変更できますので、自らの安全を自身で守ることになります。
 国民全員に12ケタの原則、生涯変わらないマイナンバーを付けて、それを民間にも積極的に利用させようとする総務省は、時代錯誤的役所と言わざるを得ません。

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