諸行無常の本当の意味。

お釈迦様の教えに諸行無常というものが

あります。この世の中のことは常に変わ

っていくという意味です。

この世の中のことは儚いという意味も

ありますが、お釈迦様が言いたかったの

はこの世の中は儚いという意味では

ないのでは、と私は思います。

この世の中のことは変わっていくから、

どんなに絶望的な状況でも、生きる

ことをあきらめてはいけないよ、

という意味が含まれていたのではないか

と私は思うのです。

私が言いたいのもそういう意味です。

生きるのがどうしても苦しい状況なら

その場所から安全な場所に避難すればい

いのです。

経済的に苦しいというなら、見栄をはら

ず、自分の収入に合った生活をして

そして自分の生命力を蓄えて、また

稼げばいいのです。

病気で苦しいという人は、病気を治す

力はあなたに必ず備わっていますから、

焦らず、生命力を強くしていけば

いいのです。

どんなに絶望的な状況も必ず、好転し

ていくと信じていれば、必ず好転する

のです。