吹く風ネット

七月の雨

すべては六月に起きている。
下界では今も旧暦を使っている
と勘違いした神様が、
「ああ今月は水無月か。
それなら当分雨はいいや」
と、晴れ間の数を増やすんだ。

下界はしばらく我慢をするが、
さすがに七月間近になると
空梅雨などと騒ぎだす。
雨乞い神事がおこなわれ、
そこでようやく神様は、今が
新暦だということに気づくんだ。

それで雨を降らすものの、
焦りまくった神様が
慌ててやってるもんだから、
雨の量を間違えて
ついつい
大雨を降らせてしまうんだ。

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