ぼくの夏
大きく開いた空の下を
夏、きみと二人で歩いていく
静かな風は汗をぬぐって
蝉の輝きは時を止める
遠くで子供達が野球をやっている
カビの生えた想い出が日にさらされ
今にも飛び出しそうなぼくの幼さを
きみは笑って見つめている
そうだこの夏、海へ行こう
忘れてきたふるさとの海へ
きみと二人で子供になって
忘れてきたふるさとの海へ
お祭りの夜、二人で浴衣着て
いっしょに金魚すくいやろうよ
幼い頃の想い出が
ぼくの夏を駆け巡る
一足早いぼくの夏を
きみは笑って見つめている
夏、きみと二人で歩いていく
静かな風は汗をぬぐって
蝉の輝きは時を止める
遠くで子供達が野球をやっている
カビの生えた想い出が日にさらされ
今にも飛び出しそうなぼくの幼さを
きみは笑って見つめている
そうだこの夏、海へ行こう
忘れてきたふるさとの海へ
きみと二人で子供になって
忘れてきたふるさとの海へ
お祭りの夜、二人で浴衣着て
いっしょに金魚すくいやろうよ
幼い頃の想い出が
ぼくの夏を駆け巡る
一足早いぼくの夏を
きみは笑って見つめている
21歳(1978年)、東京にいた頃に書いたものです。