吹く風ネット

白ひげ2

2003年1月12日の日記です。

 白ひげで思い出したことがある。近くに花尾山という小高い山がある。学生の頃からちょくちょく登っているのだが、十年程前、山頂付近に高さ3メートル弱くらいの石柱が、数本重なって立っているのに気がついた。何か感じるものがある。
「何だろう」と思い石柱の周りを見てみると、そこに古びた石板がぽつんと置かれていた。土やゴミに紛れてわかりにくかったのだが、その石板には何か文字が書いてある。目を凝らして見てみると、何と『白髭大明神』と書いているではないか。その石柱は、白髭大明神のご神体だったのだ。ということは、その山は霊山だということが考えられる。

 そういえば、隣の皿倉山から見た花尾山は、きれいな三角錐をしている。きれいな三角錐といえば、日本ピラミッドである。ピラミッドの上には、必ず太陽石があるという。それが花尾山でいうところの『白髭大明神』か?
 日本のピラミッドというのは、かなり古い時代に造られたものらしい。もしかしたら後世の人は、その石柱が何を意味するものかわからないままに『白髭大明神』にしてしまったのかもしれない。
 しかし、飛鳥時代以前の人々はそのことを記憶していたのではないだろうか。だからこそ神功皇后は、朝鮮征伐に使う船の帆柱になる木を、霊山である花尾山近くの山(帆柱山)に求めたのかもしれない。

 そうだ、白髭という名前の神さまがいるくらいだから、きっと白ひげは縁起のいいものに違いない。そう思うと白ひげも悪い気はしない。

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