「ゆびきりげんまん、うそ・・
幾つの頃の約束だったか
あれ以来ぼくの体の中に
毎日針がたまっていって
チクリチクリ心を刺して
毎日痛くて、毎日痛くて
いつも懺悔をしています
・・ついたら、針千本飲ます」
幾つの頃の約束だったか
あれ以来ぼくの体の中に
毎日針がたまっていって
チクリチクリ心を刺して
毎日痛くて、毎日痛くて
いつも懺悔をしています
・・ついたら、針千本飲ます」
通っていた保育園がキリスト教系だったので、嘘についてえらくうるさかった。そのせいでぼくは、嘘をつくことに対して凄く罪悪感を抱くようになった。それは今でも続いていて、嘘をつくとすぐに顔に出てしまう。
また他人に嘘をつかれると、嘘をついたその人を憎むのではなく、嘘をつかれる自分を責めてしまう。これもその当時の教育の名残なのだろう。
幼い頃の教育とは、実に怖ろしいものであります。