吹く風ネット

病院嫌い信仰 後編(2003年6月7日付)

【その3】
 これも最近のこと。
 このホームページを立ち上げた頃、それまでにはなかった寝不足の状態が続いた。
「なるべく早く寝ないと、今に病気になるかもしれん」と思っていた矢先だった。急に小便の出が悪くなったのだ。絞り出すようにしないと、満足に用を足すことができない。おまけに痛みも伴っている。

 最初は膀胱炎かと思っていたのだが、そのことを知り合いに話すと、「いや、それは前立腺の病気やろ」と言う。そして、例のごとく「早く病院に行ったほうがいいよ」である。
 何度も言うが、ぼくは大の病院嫌いなのだ。しかも、病気にかかると、「自然になった病気なんだから、自然に治る」と信じている人間である。そのため「こういうやっかいな病気でも、原因がわかっているのだから、それさえ改善していけばいずれは治るだろう」と高をくくることにした。

 ところが、ぼくはホームページ立ち上げ以来、「一日に一度は必ず更新しなければならない」という『日記症候群』に陥っているのだ。おかげで、いつまでたっても寝不足は改善出来ない。返って寝る時間が減っているように感じる。それに伴い、前立腺の病気なるものは、日増しに悪くなったような気がする。そういう折、天皇陛下の前立腺ガンの報道があった。ぼくはそれを聞いたとたん、「おれもいよいよか」と思ったものだった。

 それが5月に入ってから、急に小便の出がよくなったのだ。今までの「チョロチョロ」ではなく、若い頃のように「シャー」っと出る。最初は「今日は機嫌がいいのう」くらいに思っていた。しかし、その後はずっとその状態が続いており、痛みもなくなっている。


【総括】
 これらの報告にあるようなことを自然治癒というのだろう。それをさせるのは、人間が本来持っている自然治癒力である。
 その治癒力はどんな人も持っているのだが、そう簡単に力を発揮してくれない。その力を効率よく得るためには、ぼくのように信仰の力が必要になってくる。
 その信仰とは何か?それは、『病院嫌い信仰』である。

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