吹く風ネット

ニート(2005年5月17日付)

1,
 産経新聞トップに『ニート』という若者が増えている、という記事が載っていた。(2005年5月17日付朝刊)
『ニート』、初めて聞く言葉であるが、これは無業者のことらしい。

 無業者と聞くと、すぐに『フリーター』を連想してしまうが、『フリーター』と『ニート』の決定的な違いは、働く意欲があるかどうかにあるという。

 もちろん『フリーター』は、アルバイトに精を出しているわけだから、その形態にいろいろと社会的な問題はあるにせよ、勤労意欲だけは持ち合わせている。

 ところが『ニート』のほうは、その勤労意欲がない。つまり、怠け者だということだ。

2,
 その『ニート』にはタイプがあるらしく、大別すると『ひきこもり型』『立ちすくみ型』『つまずき型』『ヤンキー型』の四種類に分かれるのだそうな。

『ひきこもり型』=社会との関係を築けず、こもってしまうタイプ。
『立ちすくみ型』=就職を前に考え込んでしまい行き詰まってしまうタイプ。
『つまずき型』=いったんは就職したものの早々に辞めてしまい、自信を喪失したタイプ。

 この3種類は「さもありなん」とうなずけるところがある。が、『ヤンキー型』というのは何なのだろう。ネーミングからして、いかにも間抜けそうではないか。
 解説では、[反社会的で、享楽的。「今が楽しければいい」というタイプ]となっている。まさしくそのとおりであるが、彼らが職を持ってないとは知らなかった。まあ、あれでは企業も採用しないだろう。

3,
 ところで、街でよくヤンキーたちを見かけるが、ああいうのを見るとつい日本的なものを感じてしまう。ところが、どうもそうではないらしいのだ。
「先進国特有のタイプで各国に共通して存在」しているのだそうな。
 ということは、欧米にも、夜中コンビニにたむろして、「うぜーんだよ」などと言っている輩がいるということか。

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