議員定数削減について

2011年09月02日 01時09分18秒 | 日記
出雲市議会保守系自民党会派では議員定数削減をどう考えるかの検討が始まりました
「行財政改革検討会議」でのテーマとして議論が始まりました.全国的に見て行財政改革の一環として、議員定数削減が議論されている事に対しは、議員として少し疑問を持っています。

以前、国において政治改革が議論された結果、政治改革=選挙制度改革となってしまいました。

「選挙制度を語らざる国会議員は知性と教養のない議員」だと言わんばかりに小選挙区制を導入、この制度の導入によって本当に政治改革が進んだのでしょうか疑問です。むしろ多くの民意が取り残される結果となったのではないかと感じています。どうしてこのように自分の首を絞める結果を生む結論しか導けないのでしょうか。

極論ですが当時、お金のかからない選挙を目指すのなら議員定数を倍にすればいいと言う新聞記事を見かけた気がします。それは端的に言えば、有権者に対する議員のサービス合戦がなくなるからとの理由なのです。疑問は残りますが、それほど適正な議員定数をどう考え定めるかには決定的な根拠は存在しないのです。

現在、議員定数に対し削減を求められている裏には、議員が与えられた職責を十分に果していないのではないか、など多くの議会に対する不信感が存在するからに他ならないからであります。「そのような議員は一人でも多く削減」となるのは当然かもしれません、事実現在の議会のままではその信頼は十分に得られないとも言えるかも知れません。

しかし今議会がそのままの論拠から議員定数削減を論ずれば、その議論自体、論ずる議員自身の存在意義のなさを認める事になるのです。むしろ議員の役割を今こそ議論し、議会の透明性や議員として持たなくてはならない必要不可欠な理念など基礎的諸条件を高めていく事こそ大事な議論であるはずなのです。

さらに多様化する民意を受け止めて行くのに必要な議員定数をどう考えていくのかを、単に財政事情だけで結論を導くことはかなり危険であり、議会制民主主義を根底から否定する事にもなるのです。期待をされる議員であれば、一人でも多く議員を増やしてほしいと求められる事にあるいはなるかも知れませんね。

過去の投稿(斐川町との合併)

2011年09月02日 00時44分28秒 | 日記

紆余曲折の末、何とか合併協議会が設置され3回協議が終了した。しかしいたって斐川町議会では、賛成、反対が拮抗し進展しない。どうなってるの?と疑問がたえな

い現状である。民意は合併に向かっているようにも思えるが、合併は両自治体の将来がかかっている重要な問題だけに安易な妥協は許されるものではないが、ここで

少し原点に立ち返って見てはどうでしょうか。そもそもなぜ合併だったのか?それは
800兆円ともいわれる国の借金をこれ以上増やさないため、国が主導で財政の効

率化を進める上で、地方に合併を促したものであります。国は地方分権を旗頭に将来権限移譲を前提に広域合併を進めてきました。

あれ、地方分権どうなってるの!今は入口の議論に終始してるだけ。つまり国の財政の効率化のお手伝い中ってことになる。  地方分権がもっと具体化しないと合併

の意味は生まれない事を再認識し、協力して来るべき分権に備える時なのではないでしょうか。考えさせられますよね。

過去の視察(構想日本)

2011年09月02日 00時36分41秒 | 日記
構想日本におじゃましました。全国的に事業種分けと言えば、あ~と気が付かれるひともあるとおもいます。国の事業種分けの方が有名になっていますから、え~地方自治体は関係ないのではと、お考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、最初は地方が先行してたんですよね。

事業種分けの賛否はとりあえずおいといて、現在全国的に多くの自治体が事業種分けを行っています。厳しい財政状況の中で、本当に必要な事業なのか、また、その事業は行政が行うべき事業なのか、ニーズに合致しているのかなど、今一度検証しなくてはなりません。私自身最初に出馬した時の公約というかスローガンは「検証・創造」でありました。ニーズや

要望に単に迎合することではなく、まず多くのニーズを客観的に受け止め、またその現状から的確にニーズを分析し施策に反映する。そのような制度設計が急がれると思います。そういう意味から私は、現在の行政施策の何に満足しているのか、また何が不足だと感じているのか市民のニーズをアンケートなどによって調査し、指標化する。そしてそれを行政の施策に反映するなどの具体的手法が必要だと感じています。

過去の投稿(パワースポット)

2011年09月02日 00時33分33秒 | 日記
最近パワースポットがもてはやされブームになっている。

世相なのか、スピリチュアルな世界に興味を持つ若い世代が多くなっているようにも感じる。

そういう意味から言えば、神話のふるさと出雲はパワースポットの宝庫と言える。

出雲大社を代表に数あるスポットが現存するが、少し知られていないスポットを紹介します。

写真は膳夫神社蹟(かしわで神社あと)現在,武志町内にある鹿嶋神社に合祀されています。この神社蹟は、国譲りの談判に来られた神様方を接待する役をされた神

様である櫛八玉神(くしやたま)が祭ってあった場所であり、以前から料理に関係ある人が遠方から参拝された場所と聞いています。 つまり料理人の聖地なんですよ

ねココ☆場所は斐伊川河川敷公園内(以前はこの付近を板御前原といわれている)

過去の投稿

2011年09月02日 00時21分22秒 | 日記
本日、文教厚生常任委員会協議会を開催した。本日は、出雲市中学校校長会の皆様から青少年育成をテーマに日頃からのお考えを伺った。また同時に学校現場での問題など幅広く意見を伺う事が出来た。かなり時間をオーバーすることとなったが大変有意義であった。

13名の校長先生から指摘があった問題として、親の姿勢に対する問題が指摘された。子どもの教育に対する姿勢は当然だが、それ以前に親の社会性が欠如している事や、社会との係わりに対する親の視野が狭いなどの指摘が多くあった。「社会性を無視した自主性は存在しない」⇒非常に共感した。

また、一部の中学校では特別支援を必要とする生徒が全体の1/5に達する事を伺い愕然とした。