出雲総合医療センター

2011年12月22日 01時35分27秒 | 日記

島根県内の医師の確保は大変厳しい状況にある。特に西部の医師の減少は著しく、その影響で出雲医療圏への患者の流入が顕著になって来ている。このままだと出雲圏域で確保できるベッド数にも限りが生まれる。また、医大、県中は現在急性期医療に特化してきているため医療難民の受け皿となる回復期を担う医療機関が必要とされる。経営改善が求められる出雲医療センターではあるが、そのような環境から言えば不採算部門の受け皿にならざるを得ないのが現状だ。社会的要請から自治体病院に求められる責任と、経営改善、このジレンマは暫く続きそうだ。


12月議会

2011年12月22日 01時34分14秒 | 日記

明日は出雲市議会12月議会最終日 今議会では特に出雲総合医療 センターへの繰り出し金509,651千円が議論となった。企業債の繰り上げ償還に対する繰り出し金の補正であるが、地方公営企業法の全部適用への移行を目指し経営改善が図られている最中であるだけに繰り出し金の中身が議論となった。また常勤医師3名が島根大学医学部の医局の事情で退職したため医業収益が大きく減少してしまった。 当面経営改善には最低条件としてマンパワーの確保は命題であると思われる。