最近では我が子を殺された親が
裁判所で「犯人を極刑に」と涙を流し訴えていることが
当たり前の美談のように報じられています。
それを受けて裁判官も見せしめの如く
重い刑を科しています。
ごく最近ではテポドンを撃つ国が悪いから
その国に「みんなで制裁を」と
当たり前にように訴えています。
それに疑問を持つ人もいません。
しかし,我が子を殺された親の悲しみは
限りが無いことは理解できますが
その犯人を裁く権利は悲しむ親にもありません。
ミサイルを撃つように命じた人は
非難されるのは当たり前ですが
間違った裁きにより
その国の人々が苦しむことは
我が子が殺されたことと同じくらい
悲しいことです。
人々が仲間である人を
裁くことは許されません。
神でも人を裁く権利がありません。
なぜなら
「上なる方」は決して人を裁くことが無いからです。
ただ、皆が幸せに暮らすことを
願っているだけだからです。