向かうところ敵なし

日々の出来事を忘れぬように…今日も吠えます!

極道の女?

2005-10-31 | つれづれ
今だから話せるが、あたいは若い頃スナックでバイトをしていたことがある。
(もちろん若くて独身で可愛げのあったころだ)
なじみの飲み屋さんで、ママさんに異常に気に入られて仕方なく――だった。

当時そのお店の常連さんには、極道さんというか、そのスジの方々がたくさんいた。
まあ、思えばいろいろあったわな。
店で仲間うちのケンカ――。何度も出くわした。

「てめえ、殺してやる!」と短刀を持った男が登場。
そしてオロオロしながら見守るお客さん、止めに入る店のママ。
しまいには、店の女の子にからみ、その子もおびえて泣きだす始末。

こりゃあ、ちとヤバイな。う~ん。どうするべきか。
(あたいも短刀もってないし、太刀打ちできねえな…)

仕方ない――あの手で行くか。
あたいは勝負に出た。すぐカラオケのマイクを持ちだしスイッチオン。

「お取込み中すいませ~ん。ちょっと1曲歌いますんで。聞いてくださ~い。」

一瞬シーンと静まりかえった。

するとケンカをしていた一人が、
「おねえちゃん、今大事なとこなんだ。なんでオマエが歌うんだよ!」

あたいはピクピクひきつる笑顔で
「いや~、お気持はよくわかります。でも、ほかに楽しんでいるお客さんもいるわけですからね。
あなたたちもお仕事かもしれないけど――こっちも仕事なんでね、悪いけど」

そう言ってすぐ曲をかける。それも大音量で――。
そしてあたいはノリノリで振り付きで歌いはじめた。

すると、曲が突然止まった。
ヤバイ。あの男だ――。

「おい、いいかげんにしろよ。うるせえって言ってるんだよ!オマエ、オレが誰だか知ってるのか?」

さすがのあたいもチビる寸前だった。
しかし、負けてはいられない。こうなったらタイマン勝負だ。

「うるせえのは、アンタだろ~が!お客さんはみんな迷惑してんだよ。
それに、アンタが誰だなんて、知らないし関係ないよ!ただのお客さんだよ。
あたしらにとっては、客はみんな一緒なの!アンタだけ特別じゃないんだよ!」

(あ~あ、言っちゃったよ~。これであたいの人生もジ・エンドだぜ…)

もうその時の空気は今でも忘れない。すごい空気だった。
すると、その男は無気味なくらい静かに店を出て行った。(ホッ)
そして数分後――また帰ってきちゃったよ~!!

「や・や・やばい!今度こそやられる!」と確信したあたいはカウンターの下に隠れた。

その男がツカツカと近づく。そしてあたいを見つける。
「おい、ねえちゃん!ちょっと来いや」
すると手には大きなバラの花束――。

ん?なんだこりゃ。

「おねえちゃんみたいな元気のいいのは初めてだ。
おまえの言うことは間違ってないな。若いのにたいした度胸だ。オレんとこ来るか?」

な・な・なぬ~っ!!??あたいが…でっか?
そりゃあ、もう丁重にお断りしたわよ。(ホントに怖かったんだから)
でも、お花だけはいただいた。(笑)あんなたくさんのバラの花初めてだったから。

そいで、帰ってから気づいたんだけど――
花束の中に万札がたくさん入っていた。その時また少しチビッた。

それ以来、あのお客さんは2度と来なかった。
でも、数年後風の噂でその人が亡くなったと聞いた。

まさに、東映Vシネマ?のワンシーンみたいな出来事だったのだ。

弱冠20歳で、危うく「あねさん」になるとこだった。



セカンド・カー

2005-10-28 | クルマ
うちには、セカンドカー(=ダーリンの通勤用)の日産マーチくんがいる。
しかし、もう彼もかなりご高齢で(笑)あちこちヤバイ状態になってきている。
軽く10万㎞は越えているからな……。

今年の夏ごろから、走っている最中にしょっちゅうエンジンが止まる。
どうやら、グレだしたようだ。
故障の計器類のランプがつかないので、どこが悪いのかもよくわからない。
しかし、止まってもエンジンをかけるとすぐ復活するので、
何とかだまくらかして乗っているわけだ。

ダーリンはメカニックだけど、はっきりと「ココだ!」という原因がわからないようで
とりあえず、何とか乗れるので乗っているようだ。
でも、やっぱエンジンもそろそろヤバイよな…って感じだ。

来年3月は車検だけど――
ちょっと今度の車検はさすがに迷っている。

ダーリン:「来年は車…買わないと駄目かも」
あたい :「う~ん、そうだね・・今度は軽にする?税金も安いし。」
ダーリン:「いまさら、軽も乗りたくねえな…」
あたい :「うん。あたいも軽は、ジムニーしか乗ったことねえな~」

と、お互いに軽自動車はパスしたいような空気になっている。(笑)

でも、正直いってセカンドカーは何でもいいや(笑)
足がわりに使えればいいもんな・・・
自称カーマニアのあたいも、年のせいか――
車にお金をつぎ込む勇気がなくなってきたもんな・・・

車を2台維持するとなると、やっぱり1台は小さくて使い勝手のイイ、低燃費の車がいいよね~。

でもどうしても軽にするなら、あたいはジムニーがいい。
でもダーリンはジープが嫌い。(笑)
車の趣味は、あわねえんだよな~

あたいは子ども達が大きくなったら
ジープ1台と、スポーツカー1台を持つのが夢。
でも、ダーリンはセダンが好き……。
わかんねえよ~。セダンなんてじいさんになってから乗ればいいのに。
おまけにダーリンは優等生のトヨタ派。あたいは不良の?日産派だ。
やばいって。趣味ちがいすぎだよ!

まあイイ。
とにかく、今はセカンドカーをどうするかだ。(そーだそーだ!)

軽自動車~1.5リッターぐらいで何かオススメありますかね?

歯が…!

2005-10-27 | つれづれ
ゆうべ、また事件が起こった。
あたいの2歳の娘が(←これがまた男並みに馬力がイイ)家の中で走り回っている最中に
勢い余ってテーブルに激突。
それもちょうど口をぶつけたものだから、口から流血…。
「う゛ぇ~ん!!」と泣きだした。

「またやったのか――」と思いながら、いつもの調子で顔を覗き込むと
…あれ?歯にヒビが入ってる!キャ~!
しかし、夜遅かったので歯科には行けず…痛がって泣きわめく娘を
なだめたり、すかしたり…(これが大変だった~)
でも、痛いものだから何も食べようとしない。挙げ句の果てには水も飲まない。
本当にゆうべは地獄を見た――。

今日さっそく歯科に連れていったら
「ヒビ入ったところの神経が出ているから、神経抜かないとダメだね」と言われ
それからは、ご想像の通り――戦争だった。(笑)
可哀想だけどしかたない。ごはんが食べられないと困る。
あたいも心を鬼にして娘を押さえ付けたわな。
そのかいあって、娘は苦しみから解放されたわけだ。

小さい子は、本当にいろんな事があるよね~。
上のお兄の時もいろいろあったけど、もうすっかり忘れてたわよ。

でも、はっきり言えることは
歯医者での度胸の良さは、妹のほうが上だったようだ。

中学生のお兄は、いまだに歯医者と注射にはめっぽう弱い。

ちょっとお洒落な英語表現  ~映画より~

2005-10-26 | つれづれ
今日は、映画に出てくるお洒落な英語表現を紹介します。
何かの時に使ってみましょう。カッコイイよ★

Life is like a box of chocolate
(人生はチョコレートの箱みたいなもの)  by:フォレストガンプ

要するに人生は開けてみないとわからない!っつ~ことだ。
だから、まずはやってみようよ!という意味。

Here is looking at you , kid.
(君の瞳に乾杯)    by:カサブランカ

これは、もう有名すぎる「ボギー」のキザなセリフです。
これが似合う男はなかなかいないだろうな――。間違って使うと笑われます。

You go , we go.
(オマエが行くなら、オレも行く)  by: バックドラフト

う~ん。カッコイイ!
要するに「死ぬときは一緒さ」と軽く言っちゃってるのよね。

日本語で言うと歯が浮くようなセリフでも、英語だとサラッと聞こえるから
これまた不思議。(←ただ単に英語慣れしてないだけか?)


20年ぶりの挑戦

2005-10-24 | つれづれ
今、あたいには目標がある。
それは、学生時代に取り損ねた資格を取ることだ。
幸い、これには年齢制限はない。
ただブランクが長すぎるというだけ。←それが一番の問題である。

高校時代に2級を取って、大学時代に「準1級」で1回スベった。
それ以来だから20年ぶりということになる。
普通は絶望的だ~ね~。(あたいもそう思うよ)
でも息子が中学に入り、奴もそろそろ英検世代?になってきた。
学校でも●級受けるとか…そういう流れになっているわけだ。

母としては負けるわけにはいかぬ。
息子には、どんな時でもあきらめないことの大切さや、
人間やる気になれば何でも出来るという事を、母の姿をもって証明したいのだ。

ま、それよりも何よりも…自分が勉強したいんだけどね。(笑)
勉強は人のためにするんじゃない。自分のためだ。
人間が学ぶのに定年なんてない。要は本人のやる気だ。
いつまでも「挑戦する」気持ちって大事だと思う。

There is no royal road to learning.(学問に王道なし)

父の死

2005-10-24 | つれづれ
長いこと更新さぼってすみませんです。

前回「天国の友人に捧げる歌」という事でエリッククラプトンの
「Tears In Heaven」について書かせてもらったのですが――
その記事を書いた直後に、あたいの父が亡くなりました。

本当に突然のことで、涙も出なかった。
いわゆる「事故」――だから、覚悟もできていないし、心残りも山ほどだった。

昨年マイホームを持ったのも、父と一緒に暮らすためだった。
もうすぐ一緒に暮らせると思っていた矢先のできごとだった。

昨日、ようやく父のお骨と一緒に家に戻ってきたのだが、
まだ父がいなくなったなんて信じられない。

人は一生のうちに、何度愛する人との別れを乗りこえなくてはならないんだろう?

父はとても無器用な人だった。
正直で、まっすぐで要領が悪くて――でも、人間らしい人だったと思う。
まさに、昭和一ケタの頑固者で「サムライ」みたいな男だった。

でも、父からは本当にたくさんの事を教わった。
前にも書いたが、あたいの「紫野」という名前も父からいただいたものだ。
この名前は大好きだ。こんなステキな名前をくれた父に感謝している。

いつも短歌を書いたり、むずかしい本を読んでいた父。
活字が好きだったんだろうな…。

でも、そんな父のためにも、あたいは書くことを続けていこうと思う。
明日からは、また元気に更新していこうと思っています。

これからもよろしくお願いします。

友人へ捧げる歌 「Tears In Heaven」  

2005-10-20 | つれづれ
あたいはギターの神様「エリック・クラプトン」が大好き★
彼の曲は全部好きだが――今回はあえて「Tears In Heaven」を出そう。

これは、クラプトンが不慮の事故で失った最愛の息子に捧げる曲として有名だ。
本当にイイ曲。泣ける~。

実はあたいも、先日大好きな友人を突然の事故で亡くしたのだ。
親友と言ってもいいだろう。
その人はあたいが昔働いていた職場の上司であり、親友のような存在だった。
あたいも、天国の友人にこの曲を捧げたい――。

今回は、歌詞&あたいの日本語訳でご紹介します。


Would you know my name
If I saw you in heaven?
Would you feel the same
If I saw you in heaven?
I must be strong and carry on
'Cause I know I don't belong here in heaven

Would you hold my hand
If I saw you in heaven?
Would you help me stand
If I saw you in heaven?
I'll find my way through night and day
'Cause I know I just can't stay here in heaven

Time can bring you down, time can bend your knees
Time can break your heart, have you begging please, beggin please

Beyond the door there's peace I'm sure
And I know there'll be no more tears in heaven

――――――――――――――――――――――――――――

天国であなたとまた会えたなら
私の名前、ちゃんと覚えていてくれるかな?
天国であなたとまた出会えたら
今と同じように、私を思ってくれるかな?

私はまだまだ強くならなくちゃいけないんだよね。
これからも生きてゆかないといけないんだよね。
だって――今、あなたと一緒に天国にいるわけにはいかないんだもの。

天国であなたとまた会えたなら
わたしの手をしっかりつかんでくれる?
天国であなたとまた会えたなら
立ちあがれないでいる私を助けてくれる?

私はこれからあなたなしで生きるため、自分の新しい人生を必死で探すよ。
だって――今あなたのそばにとどまっている事もできないんだもの。

時はとても残酷で
その永遠の時間があなたを失望させ、打ちのめすかもしれない。
心をズタズタにされたあなたは、神に助けを乞うかもしれない。

でも大丈夫。ドアの向こうにはきっと安らかな世界が待っているから。
あなたはもう、これ以上悲しい思いはしなくてもいいんだから。

                    (日本語訳 by:Shino)

ん~、今日はしんみりしてしまった。ごめん!


苦手な人、嫌いな人克服法

2005-10-19 | つれづれ
あなたには苦手な人や嫌いな人…いますか?
今のあたいにはいません。(キッパリ)

どうしてかというと、人間が好きだからです。
どんな人間でも絶対にいいところがある。
あたいはそこを見のがさない。
そしてそこを好きになる。
自分よりいい部分がきっとある。
それだけで相手を尊敬できるじゃない?

他人を悪く言ったり、他人の欠点を探すのなんて容易い。
でも、そういう事が好きな人間ほど、自分の欠点に気づいていないし、認めたがらない。

1度、自分を冷静に分析して――
自分のいいところ、悪いところを紙に書いてみる。
そうやって書いていくと、自分もたいしたことないな~って実感する。
そして自分のちっぽけさに気づくと、きっと他人も許せると思うんだ。

人を切りすてるのは明日でもできる。極端な事を言えば、今すぐにでもできる。
だからこそ、ちょっと待ってほしい。
もしかしたら、その人は自分にとって必要な人かもしれない。
自分がイヤだと思っていても、その人は自分の事を思ってくれているかもしれない。

あたいの数少ない人生経験から言えば――
意外とそのパターンは「アリ」だと思う。
第一印象が悪くて、「なんかイヤだな~」っていう人ほど
あとから大好きになる。

人づきあいも、食べものの好き嫌いとそんなに変わらないと思う。
「食わず嫌い」は良くないね。
どんなに嫌いな食べ物でも、形を変えたり調理法を変えると、簡単に食べられることがある。
人づきあいも、ちょっと視点を変えれば意外とうまくいくこともある。
相手をよく見て、「こりゃ、強敵だ!」と思ったら、調理法を変える。(笑)
「煮ても焼いても食えない奴」なら、思いきってナマで食べるとか。ハハッ

人づきあいって、難しいかもしれないけど
でも、根っこの部分って言うのは意外と単純なんじゃないかな~?

人間なんてそんなに複雑にできてないと思う。

以上、単細胞なあたいの意見でした。


肉じゃがと卵焼き

2005-10-18 | つれづれ
あたいは、洋食が苦手だ――。
苦手と言っても、食べることはできるが…
そんなに好んで食べないし、作るのもあまり得意ではない。
これは、生まれ育った家庭環境が大きいと思う。
あたいの母親は(まあ、昔の人はそうだと思うが)、フレンチだのイタリアンだの――
そういう料理は作らなかった。いつも食卓に並ぶのは和食だ。
そのせいか、あたいも根っからの和食党だ。
朝は必ずお米。朝から食パンなんて食べられない。(笑)
そして焼き魚があって、納豆があって、海苔があって
そして欠かせないのが味噌汁だ。(←う~ん、完璧!)

だからどうしても自分が作る料理も和食がメインになってしまう。
それこそ、昔から言われるおふくろの味っていうやつだ。
でも、これは基本ですよ、基本!

これは昔からのジンクスだが、あたいは今まで男の人を好きになったときは、
必ず肉じゃがと卵焼きを作ってやった。(古い手を使ってたのよ…)
でも、百発百中だった!(笑)この2つはひそかに自信がある。
これに、炊きたてのご飯とおいしい味噌汁があれば、もう完璧!(笑)

でも、食べることって大事だと思う。
あたいは料理上手と言えるほどレパートリー豊富ではない。
だけど、誰でもおいしいものを食べる時って幸せだと思うんだ~。

実際にあたいの友達にもいるんだけど――
仲がいいんだか悪いんだかわからない夫婦がいる。
奥さんは特別美人でもないが、旦那さんはイイ男。だから外でもモテる。
そんな感じだから、旦那はいつも浮気している。あちこち女を取っ替え引っ替え。
――だけど、絶対にちゃんと家に帰るんだよね、これが。

あたいもその男友達に言ったことがある。
「そんな浮気三昧のくせに、ちゃんといつも家に帰るっつ~のはエライよね」
するとその友達は言った。
「うん、確かにオレ女遊びはするけど、カミさんの作るごはんがうまくてね~。
それを食べたいから家に帰るんだ。」

ほっほ~。なるほど。
やっぱり「うまいメシ」っていうのは大事なんだ。
女は男の心をつかむ事も大事だけど、でも何よりも「胃袋」をつかむっていうのが
一番強いのかな?と。

で、あたいも思ったわけだ。
今後のために、もっと料理勉強しとこうかな?って。(笑)

これからお嫁に行くお嬢さんたち。
洒落たレストランで彼ピーとお食事するのも結構ですが…
たまには家に呼んで、または家に押し掛けて(?)
おいしい手料理作ってあげませんか?
肉じゃがと卵焼き――けっこう効きますよ~


お酒のハナシ

2005-10-18 | つれづれ
あたいは、お酒を飲まない。
よくみんなに「うそでしょう?」と言われるけど(笑)
本当に飲まない。
――というか、7~8年ぐらい前までは飲んでた。それも、すごくたくさん!

別に理由があってやめたわけじゃない。
生活環境(たとえば妊娠や出産、育児など)で飲まなくなる期間が
ちょっと長くなっちゃって、そいでなんとな~く飲まなくなったのだ。
別に「やめた」わけでもないし、「また飲もう」と目論んでいるわけでもない。

最近は飲んでいないけど――
ウイスキーのハナシをしましょう。
これは、かの有名な酒造メーカー「サン●リー」の方にお話を伺ったのですが。

ウイスキーを造るのって、すごく手間がかかるんですよね。
それに、あたいらが想像もできないぐらい手間暇をかけて、いろんな研究をしている。
まず、水にこだわる。「おいしい酒はおいしい水から」
だから、工場がある場所は近くに必ずおいしい水源があるわけだ。
そして、ウイスキーをねかす「樽」にこだわる。
樽も、海外から良い樽を調達したり、日本のミズナラの木なんかを使っているそうな。
樽にできる木というと、樹齢100年以上。
今、環境破壊で森林が減ってきているから、よけいに樽にできる木を探すのが大変だ。
そして、樽を作り、その樽に原酒を入れて何年もねかす。
もちろんそのまま放っておくのではなく、時々出してテイスティングをし、
時には樽を変えてみたりしながら、それはもう、手間暇をかけるわけ。
そして、100万樽ぐらいある原酒の中から毎日300種類ぐらいの原酒をテイスティングし、
それをブレンドしていろんな製品が出来上がるというわけなんです。

すごいよね~。水にこだわり、樽にこだわり、樽の原料の木にこだわり――
そして、時間をじっくりかける。
ウイスキー造るのって大変なんだな~。
ひとつの仕事が10年~20年単位だから、すごい気の長い仕事だよね。

――そんな長~い年月をかけて造られたウイスキー。
だめですよ、頭からジャージャーかけたり、「一気飲み」したりしちゃ!
味わってあげないともったいない。
まして、飲みすぎて吐くなんて――!こりゃ失礼です。(笑)

これからウイスキーを飲む機会があったら、
ちょっとだけ彼らのことを思い出してみて下さいな。

ちょいと余談ですが……
今年の夏、サン●リーから出た「山崎」の50年モノがあったの、知ってます?
その名も「山崎50年」。
限定50本。1本のお値段、なんと!100万円。
それを、予約受付開始したら――1時間で完売だったそうです。(笑)

すごいっすね~。